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成功の宣言文コミュニティメンバーからのメッセージ

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●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」、第三巻「改革の輪」に続いて、「4画面思考の基本」
が発刊されました。「成功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより
可能です。皆さんの企業防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てくだ
さい。 http://www.success-poem.com/book.htm
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■トヨタ自動車を生み出したトヨタ自動織機の石川会長が、その哲
学と会社に触れて、衝撃を受けられた会社に、関ヶ原製作所がある
。先週の金曜日に、関ヶ原人間村カンパニーで、シャインズビルの
完成記念式典が行われた。関ヶ原製作所の大平社長・矢橋林業の矢
橋社長のご挨拶に次いで、トヨタ自動織機の石川会長の「日本的経
営の心と形」の記念講演が行われた。シャインズビルの場から、1
00年企業がつくりだされることを示唆された。石川会長の講演は
、みなさんの挑戦の歴史と重ね合わせて、新しい気づきとエネルギ
ーを引き出した。
講演後、矢橋会長からお礼のお言葉をいただきました。「シャイン
ズビルは社員とお客様のために、3年前から建設を考えてきました
。このたび、その日を迎える事が出来ました。」と感謝の気持ちで
まとめられました。
ひきつづき、ピアニスト加藤先生のシャインズビル記念コンサート
が行われ、シャインズビルのピアノが、関ヶ原人間村の鐘の音にな
って響きわたればと、バッハを弾かれました。シャインズの空間の
なかで、音楽の力で、全員の思いが一つになりました。
その後、記念パーティに移り、全員で喜びと、あらたなプロパーに
よるチーム知経営への挑戦の思いを交流されていました。全体の推
進は菊池常務・佐久間総務部長、カンパニープレシデントなど、チ
ーム知経営研究会メンバーで推進されました。
宣言文のみなさまにも、シャインズビルの喜びの風景をご紹介させ
ていただきます。今年の関ヶ原製作所の能力開発大会は、12月3
日(金)に行われます。今年は、あらたなチーム知経営への挑戦が
テーマです。私も、北陸研修で交流されたPFUみなさんと参加さ
せていただきます。北陸のみなさん、さらに進化された関ヶ原の経
営体験に行かれませんか? 参加ご希望の方は、私までご連絡くだ
さい。5年前のようにバスにのって、皆で交流できると素晴らしい
ですね。企画してみます。(近藤)
●「哲学と 会社に触れて 衝撃を」  現状の姿
■トヨタ自動織機 石川会長記念講演「日本的経営の心と形」
昭和43年7月トヨタ自動織機に入社し、平成6年に社長、現在は
会長です。関ヶ原に来たのは、今回で4回目です。初めて矢橋会長
とお会いして、その哲学と会社に触れて、衝撃を受けた。その後、
お付き合いさせていただいて、関ヶ原さんは、日々進化していて、
すごいと思う。矢橋会長の哲学は、日々膨らんでいく。
今日は、会長から、「日本的経営の心と形」のテーマをいただいた
。このテーマは、日本にとっても大事なテーマで、その今日的意味
をお話したい。
まずは、日本産業社会の、振り返りからお話したい。私が思いだす
のは、ジャパン・アズ・ナンバーワンで、当時は日本の品質やコス
トは強く、何でもこいの時代であった。日本企業は、アメリカのビ
ルやハリウッドなど、アメリカの誇りも買った。東洋の島国が、奇
跡的な繁栄をしたのです。ぜぜ、日本が繁栄したか考えると、政治
的安定・教育された国民・働く人が勤勉・・などである。国や企業
の繁栄の条件を、すべて持っていた。それが、落ちていった。
ここに来て、グローバル化・IT化・社会変革など、さらに大きく
変革している。証券や金融でもグローバル化がはじまり、アメリカ
スタンダードが日本にも入ってきた。丸の内は、マンハッタンにな
った。
アメリカのスタンダードでは、株主重視で、経営者はもうからない
とリストラする。リストラして、会社を残し、経営者はやめない。
アナリストも、それが、よい経営という。経営者の対象は、株価と
雇用である。株主は、他社の株に逃げられるが、従業員は逃げられ
ない。経営は、従業員が特に大事である。
さらに、ITの変革です。ITは便利であるが、フェイスツーフェ
イスの付き合いが出来ない。日本は多くの自殺者をだしている。経
済力が小さくなると、仕事がなくなり、仕事がなくなると自殺者が
多くなるとかんがえていたが、それだけではない。なんとなく、経
営者が責任を取らない、無責任社会になって、リーダーがいない。
責任感があった日本的経営が、これでいいのか。派遣をきって、危
機を乗り切ったが、きられた派遣は、今はどうしているのか。経営
の責任感が薄れている。従業員や生活者は、自分のことを誰が見て
くれているのであろうかと迷っている。社会に希望がない、一生懸
命やっても報われない。フリーターが多くなり、2週間働いてあと
は親に面倒を見てもらう。日本全体に勤勉さがなくなった。
さらに、円高で、中国やアジアに仕事が逃げていく。これは、構造
的な問題で、絶対避けてはとうれない。日本の人口はこのままでは
、1億2000万が7000万になる。フランスやイギリスは、人
口減に歯止めをかけられたが、日本はどうなのか。これは政治の問
題である。
勤労意欲がなく、希望が持てない社員が多い。夢を持っている人が
、100人で3人という数字もある。多くの人が、どうでもいいや
と、考えはじめているのか・・。これが現実で、今は、ほったらか
し社会です。
しかし、落ちたといっても、今でも、日本は経済力はある。よくよ
く見ると100%だめではない。いいところも多い。日産のゴーン
さんは、日本の優れたことは、チームでやることという。チーム力
でいい車をつくろうとする。このチーム力は、シャインズの場がで
きたことにつながる。シャインズの場で、チームとリーダーを育て
るのです。日本は、部下を教えて育てるが、欧米は育てると自分が
抜かれるので、教えない。私は、日本のように教えて、自分はその
上の多能工を目指せばよい。
日本ほど、物作りのやりやすいところはない。しかし、グローバル
化は進むので、海外でつくるものと日本でつくるもの二つの流れに
なる。従来の日本は、集団主義であるが、もっと創意工夫が必要で
ある。関ヶ原では、これをチーム知力といって、チーム知力研究会
で挑戦を始めた。ワイガヤで、創意工夫して、関ヶ原でないとでき
ないものを造る。そういう人とチームをつくる場がシャインズであ
る。ここに、関ヶ原人間村カンパニーの存在価値がある。大企業は
、大きすぎて、シャインズのような人とチームをつくる知識創造の
場はできない。これからの日本的経営は、まとめると国際化と創造
化であり、それをチームでやる。量の出る物は消費地で作り、国内
は、海外のいいところをとり、日本の中の国際化をすすめ、知識創
造をする。そして、人間広場をつくり、人とチームの創造の場をつ
くる。日本は島国で、独自のチームという素晴らしい創造の文化が
ある。華道、茶道も道となり、道は精神的で、創造精神を高めてい
ける。仕事で感性をみがいて、創造の道まで高めるのである。シャ
インズの場で、感性を高めることで、それが可能となる。
具体的には、自然の四季:春夏秋冬を大事にする。春夏秋冬で、食
べ物や気持ちもかわり、その変化に敏感になる。春夏秋冬の温度・
湿度・光など、ひふ感がかわり、春の自分、夏の自分、秋の自分、
冬の自分で感じていく。自然は常に変化し、多様性を持っており、
自然との触れ合いで感性をみがき、人や事業の変化を発見する。そ
んな、お互いの感性を交流したり、ワイガヤの場が、シャインズで
ある。感性を高め、日本や世界の社会のゆがみをなおす。アニメ文
化も感性で、世界で評価されており、我々は、世界に誇る感性と技
術を持っている。
感性を磨いて創造力をみがくリーダーが大事である。感性の高いリ
ーダーを育てる感性の高いリーダーが大事なのだ。トヨタ自動織機
では、親父の存在が大事といって、親父会をつくっている。昔は、
家長がいて、おじいちゃんの存在があった。今は、おじいちゃんが
いない。現場でも、親父を育てていく、リーダーのリーダーをつく
っていく。縦のリーダーでなく、横のリーダーや斜めのリーダーだ
。それで、縦・横・斜めの文化をつくる。30人くらい選んだ。今
回はその中で10人がきて、セキガハラ人間村カンパニーを体験さ
せていただいて、感性を磨いている。親父会は、職制を超えて、地
下水になるのだ。QCサークルなど、いろいろなサークルや、いろ
いろなイベントを企画する。親父会のメンバーを紹介したい。代表
者に、拶をしてもらいます。
□□□親父会の代表者のご挨拶□□□□□□□□□□□□□□□
私は塗装を担当させていただいている。30年間、物作りでたくさ
んの親父に育てられた。優れた腕前の親父や、憧れの親父もいた。
仕事は厳しいが、正月には家によばれて、もちつきをさせてもらっ
た。私もこの感謝の気持ちを伝えたいと、今年の夏は暑かったので
、かき氷をふるまった。現場の人は喜んでくれて、人が喜ぶことに
接せられるのは、うれしい。課の活動が、部になり、会社に発展し
た。自分たちが、地下水になる喜びが体験できた。(親父会代表)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
関ヶ原さんには、「生きることは学ぶこと、学ぶことは変わること
」という言葉がある。この言葉は、これからの日本的経営の心と形
を、いいあてている。たんなる、人材育成という機能的で心の通わ
ない言葉でない。関ヶ原には、大事なことを、わかりやすい言葉で
表現して、やり抜く文化がある。場から生まれた言葉で、心が入っ
ている。長年、ありたい姿・なりたい姿を追及して形にしてきた結
果でもある。これらの文化や言葉が、一人ひとりの心に響いて、「
ひとりひとりが成長し、それで関ヶ原を成長させる」。変わること
での成長は、自分の成長だけでなく、事業の成長、技術の成長も同
じである。これからは、要素技術をみがきあげる事が大事である。
自分がかわって要素技術を成長させ、世界に問う。
人間の成長と、技術の成長と、製品の成長が、3者が一体になる。
人間力と技術力が一体である。人材育成が、技術や製品や事業や会
社と、別にあるものではない。一体的に成長し、改革の輪をつくる
。関ヶ原には知識創造の場があり、この人間と技術と製品と事業の
一体的成長が可能になるのである。基本は、人間広場であり、この
シャインズが、将来の関ヶ原を支える場になるのである。このシャ
インズの場で、人間が幅を広げる。シャインズには、音楽や絵画か
らの響きが、日常の空間で、ながれている。情操をはぐくむ、人間
村の空間を感じられる。このすばらしい情緒を、一人ひとりの心の
中に取り込んでほしい。形はシャインズとしてでき上った、その心
と形がここに完成した。その中核がシャインズであり、その記念講
演の機会をいただき、あらてめてお礼を申し上げます。
トヨタ自動織機 石川会長

●「人間村 シャインズビルが 完成し」  現状の姿
■矢橋会長のお礼のご挨拶
心のこもった石川会長の講演に、心より感謝いたします。石川会長
のひとこと一言に、社員一同は、感動しました。心より、御礼を申
し上げます。シャインズビルは社員とお客様のために、つくりまし
た。人間村カンパニーの完成として、3年前から建設を考えてきま
した。このたび、その日を迎えることが出来ました。みなさんに、
社員にみなさん、ご来賓のみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいで
す。「会社はみんなのもの、限りなく人間広場を求めて」を皆さん
と追及してきました。そのありたい姿の追及の意味が、石川会長の
お話で、それが胸に入ってきました。親父会のような地下水にもな
る人間村カンパニーをつくっていきたいと思います。ありがとうご
ざいました。関ヶ原製作所 矢橋会長

●「このピアノ シャインズビルの 鐘になれ」 ありたい姿
■ピアニスト加藤先生によるシャインズビル記念コンサート
シャインズビル完成コンサートを、新しいシンボルの空間で、開催
することが出来て喜んでおります。この空間の大きな窓からに、山
並みが見えて素晴らしい創造空間です。この開かれた創造空間で、
ピアノが弾けるのは本当に身に余る光栄です。
ここで新しい経営や心が生まれる創造空間になればと思い、バッハ
を弾かせていただきます。わかい人たちから、エネルギーが生まれ
、その喜びを歌ったものです。人生の喜びを歌ったものです。バッ
ハは仕事を音楽にし、人生をかけて集中しただけに、時代を超え、
いまでも私たちの心に響きます。ヨーロッパの村には、教会があり
ます。ヨーロッパの村は、教会の鐘の音を、生活に取り込んでいま
す。教会の鐘は、村人に故郷を思い出させます。シャインズビルの
ピアノが、関ヶ原人間村の鐘の音になればと願っております。
ピアノニスト 加藤先生

■■■今日のひと言:心はどこにあるのか? ■■■■■■■■■
関ヶ原シャインズビルの記念式典は、「日本的経営の心と形」を実
感することができた一日になりました。人間村カンパニーのシャイ
ンズビルの完成で、形や場所は出来上がりました。これからは、心
と行いです。
「心はどこにあるのか?」ということを考えながら、参加させてい
ただきました。心は、場所にあるのか、空間にあるのか、物にある
のか、行動にあるのか・・。何処にあるのか?。場や空間や物など
形にも、心があることは確かであるが、心は、ひとり一人の胸の中
にあると思いました。石川会長・加藤先生・菊池常務・佐久間部長
・小寺取締役・矢橋会長・・そして全社員の、胸の中にあるのです
。その心を行いで示す。思いや心を持った行いが、鐘となって響き
渡るのです。行いで、その心は心を媒介とし、共鳴して広がってい
く。音楽のように言葉にしなくても、心は行いで共鳴して広がって
いくのです。
関ヶ原の人間ひろばでいえば、シャインズビルの形に秘められた「
会社はみんあのもの、限りなく人間ひろばをめざして」の心を、い
かに自分ごとで、一人ひとりの心にとりこむかである。そして、一
人ひとりの心と溶け合って、あたらしい自分の心を進化させ、行い
で表現して、輪をつくる。改革実践でいえば、「自分ごと・4画面
思考・改革の輪」も、自分の心の中に取り込むことが大事なのです
ね。数十年かけて、ありたい姿・なりたい姿を追及した結果できあ
がった、関ヶ原人間村カンパニーの場の上で、これから、さらに、
一人ひとりの心をみがきあげて、ワイガヤの知識創造の行いが始ま
ります。まずは、経営チームのチーム知経営の変革です。経営チー
ムが形と心と行いで変わって、それぞれのカンパニーの「形と心と
行い」がかわりだす。12月3日の能力開発大会は、経営チームの
経営チーム知物語の心と形と行いの発表でです。北陸や宣言文のみ
なさんと、「あたらしい日本的経営の心と形と行い」との出会い体
験をいたしましょう。5年前のように、北陸からバスでご一緒でき
ると、北陸の改革実践の振りかえりもできますね。
人間村のシャインズビルの喜びの空間で、一人ひとりの胸の中にう
まれた心は行いになって、鐘になって広がっていくのです。シャイ
ンズの形が、ひとりひとりの心の中に取り込まれて、心が進化して
、そして、他の個性的な心とワイガヤでつながり、行いになって、
技術や製品や事業を進化できるのですね。
矢橋会長や関ヶ原のみなさんのありたい姿の実現に対するこだわり
には、本当に感動します。これこそが、あたらしい日本的経営の「
形と心と行い」に気づきました。ありがとうございました。
■「経営は 形と心 行いで」   実践する姿

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四画面思考により、人間力と技術力を向上し、日本企業や日本社会
を、元気に・楽しく・美しくするために「成功の宣言文」を 研究・
発信しています。皆さんと、改革人材を増やし、改革の輪づくりを
させていただけることに感動し、感謝しております。現場で、前向
きに生きる改革人材の人間力にふれて、ありたい姿を持って「私も
やろう」と動き出す事が、最大なる価値と考えております。過去の
「成功の宣言文」の閲覧や常設している「宣言文写真館 」&「革
新図面館」&「4画面美術館」など、皆さんの「未来を創り出す改
革実践」のためご活用ください。http://www.success-poem.com/
(株)四画面思考研究所 代表   近藤修司
JAIST 知識科学研究科 客員教授
日本商工会議所 知産創育ネットワーク研究会
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