« 成功の宣言文 2703 学術と実践で成果   実践する姿 | メイン | 成功の宣言文 2706 負荷の集中を覚悟   実践する姿 »

成功の宣言文メンバーからのメッセージ

●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。皆さんの企業
防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てください。 
http://www.success-poem.com/book.htm

■MBI研究所の今井さんの「経済危機克服のための自分ごとの4
画面NO16」をご紹介いたします。今回が最終回になります。今
井さんの提案で「なるほどそうか」と想うことは、実践してまいり
ました。私だけでなく、宣言文の読者の皆さんも顧客現場に出て、
変化を掴む行動開発が進んでいるような気がします。私も実践した
結果でテキストを再構築し、さらに改革実践活動で深めていってい
ます。まさに、アクション・リサーチの実践です。先日も、伸銅協
会の黄銅棒リサイクル戦略のまとめが改進村塾で行われましたが、
そこでも、現状の変化の発見から、ありたい姿・なりたい姿・実践
する姿が見えてきました。半年前につくった4画面と直近の4画面
を比較する事で、変わったこと、変わらないことが分かるのです。
SO(強み機会)は意外と変わっておりません。こういう時にこそ
変わらないSO(強み機会)を掴んで、中核SOを背骨にして、左
右のWT(弱み脅威)に対応しながら、攻めていく身体感覚が大切
なのですね。中核SO(強み機会)を軸にありたい・なりたい、そ
して実践へ落とし込んでいくのです。実践にしてもワンレベル上が
大事なのですね。そして負荷は一部の人に集中する事は覚悟してみ
んなで支援しあうことなのですね。今井さん、ありがとうございま
した。危機の時こそ、「知的正直さとリアリズム」が大切ですね。
今後、さらにSO感覚を軸に現場実践研究を継続しましょう。「経
済危機を克服する自分ごとの身体感覚」が体験できました。
(近藤)
●「困難や 業務集中 覚悟して」   なりたい姿
■経済危機と自分ごとの4画面NO16:「実践する姿」の見直し
「実践する姿」は、本来、組織全体の総力を結集して実行する施策
が望ましい。しかし、危機的状況下では、一部の人材に困難な業務
や多くの負荷が集中することも覚悟しなくてはならない。必然的に
、未経験の仕事や1ランク上位の仕事を与える必要も出てくる
・この機会を利用して、各組織それぞれに求められる四画面を再構
 築させることが必須である。組織マネジメントの力を最大限に発
 揮して、役割分担で動く組織ではなく、責任分担で十文字連鎖す
 る組織体制を合わせて創る。
・日常の人事評価をフルに活用し、組織の壁を越えた適材適所を実
 施する覚悟が求められる。
・危機的状況では、Y-W-Tが特に重要で、定期的な実施だけで
 はなく、ことの大小を問わず日常的に実行し、小さな変化(成功
 の兆しなど)を見逃さないようにする。
・多くの施策を、多くの人に総花的にばら撒くのではなく、「なり
 たい姿」の実現に重要な施策を絞り込んで、そこに戦力を集中す
 る工夫が大事となる。
・危機的状況下でしばしば見られるのは、マネジメントが新たな「
 ありたい姿」や「なりたい姿」だけを大声で叫ぶ。(時には、欲
 しい数値結果を連呼する)
 危機的状況克服のためには、「現状の姿」から「実践する姿」ま
 での見直しを通じて進めてきた分別開発と行動開発を現場で実践
 し、Y-W-Tに乗せていくことである。
(「経済危機と自分ごとの4画面」最終回)
MBI研究所 今井雄二

■シードウインの福田さんから、ちょっと頑張ろう804号「資本
は私達自身で持っている」をいただきました。801号で「真に何
を考えるべきかを考えよ」の問題提起をいただきました。私は今、
考えることは、真の価値創造と想います。私がいう真の価値は経済
価値と人間価値の二つです。現在は実態経済の価値からはなれて、
金融価値が膨れ上がりバブルになり、それが崩壊し、実態経済価値
にも影響を与えている。経済価値を実態経済を中心にして、金融も
実態経済の価値創造することに直結しなければならない。さらに経
済価値のみでなく人間の絶対的価値を主体に社会を考えることが求
められています。知識も経済価値と人間価値のバランスや共生のた
めの知識が大事ですね。知識にもよい知識と悪い知識がありそうで
すね。よい知識を活用してリアリティのあるビジネスを生み出して
いきたいものです。福田さんは「知的資本は私達が持っている」「
定年の概念の見直しが大切」はよく分かります。新しい社会は知的
正直さの伴った知識混合で人間力が発揮されているリアリティある
状態ですね。(近藤)
●「わたしたち 知的資本は 持っている」   現状の姿
■「ちょっと頑張ろう」 -804号-「資本は私たち自身が持っ
ている」 
ちょっとガンバ2009/3/2 801号「真に何を考えるべきかを考えよ」
にコメントを頂きました。
╋━━━━━━━ 高橋直明 「初期レベルの経済学」
まことに興味深い考察ですね。
私は製造業に携わってきました。ものを作るには原料を手当てし、
熱そのほかの運動エネルギーを加えて、違った形にして次の工程(
我々の客)に渡します。付加価値は簡単に計算できます。
しかしその最終製品どのような付加価値をもたらすかは測り知れま
せん。私の会社はテレビのディスプレイの基盤に一部となる偏光板
フィルムを作っていました。
テレビのほんの一部ですが、それら部品が集積されて、テレビにな
り、消費者が買います。その消費者が、番組を見てあることを思い
つき、画期的な新製品が出来、人類の福祉に役立ったとします。
そこまでをテレビの付加価値だとすると、それはエネルギーをもっ
て計算することはできません。
つまり製造業はエネルギー保存の法則のもとにその付加価値を計算
できますが、その製品を人間が有効活用すると、エネルギー保存の
法則以外の付加価値の計算法則が必要ですが、それは確立されてい
ないのです。
私は人が人のために動くというのがどういうことなのか常に不思議
に思っていました。エントロピー増大の法則に反するからです。
美人が私に向かって笑顔を見せ、駅まで送ってねと頼んだとします
。私はすぐ車のドアを開け、彼女を乗せるでしょう。彼女の笑い、
ことばに使われるエネルギーに対して、その結果は運動エネルギー
としてみると、とてつもなくアンバランスです。私が歩いて彼女の
ためにドアを開ける、運転する、車が走る等々。
景気不景気の波はつまるところ製造業の需給のアンバランスが原因
です。またそれは個人の考え方の集積の結果です。ある意味で複雑
系のバタフライ効果と同じかもしれません。
この現象の解説は現在の経済学のレベルでは合理的に説明できない
のです。従って景気循環の波とかの説明は、株のテクニカル分析と
同じレベルで、いわゆる学問としてはまだ初期のレベルです。
現在失われた10年ははるか彼方に過ぎ去ってしまいましたが、未
だに国のグランドデザインが確立していないのは、下部構造の経済
をどうするかが分かっていない(構造改革は成功か失敗かのまとも
な議論さえ出来ていない)ため、その先も考えられないからです。
日本人の頭の構造がまず経済という指向になってしまったからです
。経済とは関係なく国柄を議論できる国にするためには、何をすべ
きかをまず考えることが必要と思います。
━━━━━━╋╋
以前に3つの視点、3つの専門を持とうと、お話をしました。今、
専門分野が細分化しています。科学も細分化して、ネットワークが
発達して、細分化された科学が協働して新たな科学の構造を作り出
しています。細分化と合体が繰り返されています。これは、細分化
された一つからでは解決しない事柄が多すぎるからです。一つの科
学は、ある断面を切り、その断面から小さな一つを取り出して研究
しています。この行為は間違いではありません。一つを探求するは
正しい行為です。しかし、一つでは何も解決しないことも知ってい
なければなりません。コメントを頂いた高橋さんが言われるように
、経済も一つの項目では成り立っていません。
経済活動は金融、貿易、生産が主に語られています。40~50年前ま
では、金融が経済の動向をある程度示唆していました。それは金が
経済を動かしていたからです。マネジメントが普及して、経済活動
が急激に発達しました。知識が経済を動かすようになっていきます
。そこにITが拍車をかけます。労働が分化して、知識労働が拡大し
ます。科学が発達して、労働時間が短縮されて、余暇が重視される
ようになりました。ある資料によると70年ほどで年間の労働時間が
40%ほど削減されています。にも関わらず生産量は大幅に拡大して
います。
富が富豪だけのものでなくなり、団体へと移動していきます。資本
の形態が変わりました。つまり、金が資本の中心ではなくなったの
です。金融は、1つの国家だけでも支えられなくなっています。経
済の変動を金利の操作だけではコントロールできなくなっています
。経済の要素が変質しているのです。技術の進化が経済を変えてい
ます。情報の活用が経済の方向を変えます。人の移動が、思想が経
済を変えているのです。
物を売る、物を作るだけが経済の基ではなくなっているのです。肉
体労働が中心であった頃は、30年の労働期間に心身を痛めつけてい
ました。労働時間の短縮で、肉体労働から知識労働の変化で、心身
ともに健康になりました。今の定年退職の次期の考え方すら間違っ
ています。知識は肉体のように退化しません。精神も同様です。
定年を考える基準が違うのです。経済が政治をも飲み込んでいます
。余暇がビジネスではないビジネスを生み出しています。余暇が考
える時間を生み出しています。知識がビジネスを生み出しています
。今、大切なのは、何が要因であるのかを丁寧に考えるときでもあ
るのです。一つではありません。昔の定義は一旦フォーマットすべ
きです。何度も言っていますが、大きなビジネスの資本は私たち自
身が持っているのです。
福田 真 shin_fukuda@seedwin.co.jp
◆㈱シードウィン      http://www.seedwin.co.jp
お問合わせinfo@seedwin.co.jp

■こういう不況期には、「知的正直さとリアリズム」が大切と感じ
ています。組織や企業や国を軸にするだけでなく、人間を軸にした
課題解決が大切です。今まで、超優良企業、日本的経営モデルとい
われてきた企業があっさり、「派遣切り・リストラ」では、情けな
いですね。内部留保を活用して、「1年は我慢する、全員主役で真
の価値を見直して、未来を創り出そうと」といって、不況に挑戦し
てほしかったですね。しかし、世の中には人間を軸に実践している
企業や地域もありますので、人間広場を支援していきたいと想って
おります。1レベル上の人間力と技術力に挑戦するチャンスですね
。七尾市産業政策課の磯部さんはでは雇用開発の人間塾特別コース
の実践を検討されています。まず動いてみることが大事ですね。
(近藤)
●「人間塾 特別コースで 危機を超え」   ありたい姿
■JAIST 近藤先生
ご多用のところ失礼いたします。
七尾市産業部産業政策課の礒辺です。先般からお話しておりました
雇用調整支援制度を活用した人間塾特別コース「経済危機を克服し
て企業と地域を元気にする」についてのご確認ですが、近藤先生の
ご都合はいかがでしたでしょうか?
現在の企画案としましては、午前中は9時~12時で、午後は13
時~16時の6時間を考えております。
案として、近藤先生には大変恐縮ですが、午前が午後のいずれかを
お願いしたいと思っておりますので、
ご都合をお聞かせ願えればと思っております。
よろしくお願いいたします。
七尾市産業部産業政策課 礒辺