「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。皆さんの企業
防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てください。
http://www.success-poem.com/book.htm
■昨日は北陸MOT改革実践2009が金沢ニューグランドホテル
で行われました。改革の文化や価値観はこういう場で共有されてい
くのですね。MOT改革の実践者が集まって、日頃のMOT改革実
践成果を発表し交流しあいました。午前中は国藤先生のご挨拶、近
藤のセミナーの全体像、中森先生の地域イノベーション、小坂先生
のサービスイノベーションと人材育成の講演がありました。
午後からは各社オリジナリティのMOT改革実践事例と交流でした
。私はそれぞれの企業や組織と個別に研究と実践をさせてきていた
だいていて、改革実践の大変さと喜びを皆さんと体験させているだ
けに、感動しながら聞かせていただきました。
本当に涙なしには、聞けませんでした。MOT改革実践と言葉では
言いますが、実践して成果を出し続けることは本当に覚悟が必要で
す。今回の発表メンバーおよび参加メンバーは長年に亘って、「自
分ごと・4画面思考・改革の輪」を実践し続けている。しかも企業
のオリジナリティを出している。私も昔から改革実践ではオリジナ
リティを大切にして、自分の言葉で、自分の技術でさせていただい
ています。オリジナルで開発した技術はオープンにして普及して、
また次を開発します。意識的にやっているのではなく、オリジナル
でやっていれば必ず次も課題が見えてくるのです。これが「自分ご
と」なのです。
オリジナル構想を4画面で表現して、改革実践し続けているから、
その苦労と喜びを分かち合えて、真の改革の輪ができるのです。近
藤研の一期生のJMACの大崎さん、三期生の早稲田大学の村田さ
ん、4期生の豊田通商の小林さん、そして五期生の山本さん、岡田
さん、も参加されました。また、私にとっては北陸の皆さんも東京
の皆さんも大近藤研の仲間ですので、6年間のMOT改革実践のま
とめ交流会になりました。イノベーションという以上はそのすすめ
方には模倣はだめでオリジナリティが必要です。今回の感動は改革
実践の歴史が出来つつあることです。継続して作り出している仲間
は言葉に出さなくても通じるものがありました。これは改革実践の
価値観です。人間力を向上好いて企業と北陸を元気にしたいという
思いです。まさに人間力でありたい姿が共有できた場でした。MO
T改革実践者の心から敬意を払いつつ皆さんの発表をご紹介いたし
ます。また、お手伝いしていただいた岡田さんからも感想をいただ
きました。改革の輪を関西へ広げていただきたいと存じます。
私にとっては第一期のMOT改革実践のまとめ交流会になり、改革
文化や価値観の共有体験ができました。改革実践が文化や価値観に
なるためには10年必要と考えています。4月以降はJAISTは
客員教授として、個人的には4画面研究所をつくり、人間力を向上
して企業や社会の元気する改革実践活動の第二期に入り、北陸や全
国に企業や社会に貢献させていただきます。今後ともいろいろご支
援宜しくお願い申し上げます。(近藤)
●「ニッコーの 小型風力 発電機」 ありたい姿
■ニッコー株式会社:穴太「小型風力発電機の開発とその市場動向
」
100年企業のニッコーが小型風力発電機の事業開発に挑戦してい
る。ニーコーオリジナルなデザイン重視の製品シリーズですばらし
い製品革新です。製品の裏側には独自技術があり、独自技術の裏側
には人と仕事の技があります。ニッコーの人間力と技術力を感じま
した。物にデザインを取り込んで、わたしなりに「デザイン風車」
というイメージで理解しました。今後、販促支援できたらと考えて
います。実践から生まれたニッコーの人間力と技術力を実感できま
した。(近藤)
●「開発は 多くの人の ご支援で」 ありたい姿
■小松電子株式会社:林哲「うるぴゅあストーリー」
ヒューマンな経営企業である小松電子さんの今回の事例発表は超純
水装置「うるぴゅあストーリー」です。小松電子さんは毎年、MO
Tスクールに参加されて、事業開発に挑戦されています。「うるぴ
ゅあ」は「自分ごと・4画面・改革の輪」を実践されて、多くの人
のご支援で事業化に成功しました。受注も始まりつつあります。中
小基盤機構の情熱をもったコーディネイターのご支援、お客さまの
ご支援など、改革実践の輪の広がりを感じたいわれました。滝川専
務のご支援があり、物からはなれずに「製品で無く商品に」を実践
されています。ヒューマンな経営の実践ですばらしいです。物と技
術から離れたら日本人の強みは発揮されません。物に心やサービス
を取り込んでいくのです。これがMOT魂を感じました。滝川専務
にそだてられた人間力と技術力である。(近藤)
●「情熱と 執念そして 改革や」 ありたい姿
■サンシン電気株式会社:佐竹右幾「情熱と執念そして改革が世界
を広げる」
あたらしいネットワークシステム(CKS)が生んだ創出物で、マ
インドイノベーション・プロセスイノベーション・プロダクトイノ
ベーションそしてマーケットのイノベーションを話された。佐竹さ
んは東京MOTメンバーであるが、七尾出身でニッコーの滝本さん
とビジネスパートナーであるだけに、MOTシンジケートの準会員
メンバーである。佐竹流の人間力と技術力の二刀流の実践を見させ
ていただいた。東京と北陸の架け橋の実践力を期待したいと思いま
す。特に市場開拓です。イノベーションは売り上げに繋がり利益を
確保できないと継続できませんので。(近藤)
●「デモプロで 伝統工芸 イノベーション」 ありたい姿
■株式会社朝日電機製作所:砂崎友宏「伝統工芸MOT」
いしかわMOT一期生の改革実践提案は「デモプロ」であった。具
体的なものを試作してお客さまに提案してお客さまのニーズを引き
出す。物に心を入れて提案することによってお客様の心が動く。そ
の「デモプロ」が伝統工芸領域に展開した。伝統工芸は需要が激減
している。この価値ある伝統工芸を残すために、いしかわメモリー
と称して、九谷焼・山中塗りの伝統工芸とエレクトロニクスの知識
混合の事業を開発した。スタートして期間は1年一寸である。私も
愛用しているが、創造的日常の気分を味わえる。昨年はは砂崎さん
が夜なべして作っていた。今はマーケットが出来て専任者をおくこ
とが出来るようになった。この真摯な一生懸命さが市場を創造する
のである。人間力と技術力の二刀流モデルである。(近藤)
●「先端の 職人経営 動き出すう」 ありたい姿
■松本機械工業株式会社:津田美樹「動き始めた先端職人経営」
松本機械は松本社長もMOTスクールに参加されて先端職人経営の
ビジョンを構築されました。その具体化のために笹川さん・桑本さ
ん、そして吉田さんが参加されています。改革の実践では一貫して
津田課長が事務局を担当されています。MOTのプロジェクト、職
場改善プロジェクトなどいろいろ試行錯誤しながら松本機械の改革
実践モデルを構築されてきました。その推進役が津田さんです。発
表でじゃれじゃれ祭りが紹介されて会場で話題になっていました。
先端職人経営の技術力と人間力が見えて来ましたね。すばらしいこ
とです。推進スピードが遅いと悩んでた津田さんから動き出した先
端職人経営のお話を聞けるとはうれしいことです。つぎつぎと改革
実践の技を繰り出していって、気がついて振り返って蜜と動き出し
ているのに気がつくのですね。先端職人経営の人間力と技術力を見
せていただきました。(近藤)
●「PFU 人と組織の 活性化」 ありたい姿
■株式会社PFU:石黒渉「PFU未来塾による組織活性化 第二
章」
北陸のMOT改革実践を先導されるPFUは改革実践の第二章にな
っています。昨年は未来塾も東京へ展開して全社展開になりました
。昨年末の和倉温泉の振り返り合宿で屋鋪常務を交えて第二章の自
律成長組織ビジョンを構築してその実践に入られました。私や汪さ
んも参加させていただいて作成した未来を創り出す物語のご紹介も
ありました。和島社長のお客様と共に進化するPFUビジョンを、
製品のマネジメント、技術のマネジメント、そして人と組織の活性
化マネジメントで実践されています。スキャナーは世界トップです
が人と組織の活性化でもトップを走っておられると思います。トッ
プを走ると次々と課題が見えてきてそれを又自分で創造的荷解決し
ていくのです。未来を創り出す活動はこういうことなのですね。P
FU人間力とPFU技術力を基盤にするすばらしいMOT改革実践
企業です。(近藤)
●「ありたいは 社会と経済 二軸にて」 ありたい姿
■医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院:仲井培雄「しっかりつなが
る和楽仁塾」
MOT改革セミナーは単なるセミナーではありません。実践成果の
セミナーですし、しかも見本市ではマインドイノベーション、プロ
セスイノベーション、プロダクトイノベーションの成果を展示いた
します。芳珠記念病院の展示場所は人が集まり大好表でした。阿部
さんや鈴木さんが4画面美術館を持ってきて展示していただいたの
です。しかも、展示ツールは能美危機の物づくり改革塾に参加して
いただいたときに本理事長や山本さんがつくられたもの見ておられ
て、借りてこられました。改革の輪がすでに実践されておられるの
です。新型の4画面ディスpレーも開発されて、本当に感激しまし
た。私以上の改革マインドです。その努力が業績で現れてきました
。今年は黒字化に転換される見込みです。こんなにうれしいことは
ありません。皆さんの改革実践努力が利益で表現される。そして次
なる課題はつながることです。病院のMOT改革実践は日本で初め
てで、病院MOT改革実践の原動力になっていきますね。仲井理事
長の社会貢献と経済貢献の二軸が翌日まで頭に残っていました。
(近藤)
●「七尾から 始まる元気 物語」 ありたい姿
■七尾市役所産業政策課:磯部茂雄「のと七尾人間塾 七尾から始
まる元気物語4年間の振り返り」
最後の改革実践事例の発表は、磯部さんによる「のと七尾人間塾」
でした。能登七尾人間塾をスタートしたときは七尾市の改革実践チ
ームである小川チームも小川さんと黒崎さんと2人でした。いまや
武元市長のご支援もあり11名です。のと七尾人間塾生も80名に
なりました。講師は加賀屋小田会長はじめ、そうそうたる地元経営
者です。七尾の地域資源は温泉・農業漁業・林業・物づくりそして
人材です。人間力を向上した再生モデルです。磯部さんからは第五
期のと七尾人間塾や4画面美術館、人間塾シンジケートをスタート
するとお話がありました。人間力を向上した地域再生モデルと創り
上げると力強く宣言されました。4画面思考は七尾市の中島湾で生
まれました。今年もお手伝いしたいと考えております。(近藤)
●「大阪で 改革の輪 広げたい」 ありたい姿
■近藤先生
本日はMOTセミナーお疲れ様でした。岡田です。
今日のセミナーは参加人数が90名と盛況だったこともあり、
経済危機のの中、本日の場は非常に勉強になることが多かったです
。私も4月から大阪で改革の輪を広げていきたいと強く思いました
。どの参加企業も素晴しい発表と個性溢れるブース作りが行なわれ
ていたのですが、特に私が印象的だったのは、芳珠病院さんのブー
スです。今日のために、新しい機材を用意されていた他にも、院内
で行なわれている四画面美術館を東京MOTの方に知ってもらうために
、手間を惜しまず会場まで運び、おもてなしされている姿には驚き
ました。来期が黒字と言うのも、なるほどなと思えるような気がし
ました。今日のような場から改革人材が一人また一人と増えていく
のだなと実感しました。
そして、ニッコーの小型風力発電機の開発、小松電子のうるぴゅあ
ストーリー、サンシン電気の情熱・執念・改革、朝日電機製作所の
伝統工芸MOT、松本機械の先端職人経営、PFUのPFU未来塾
第二章、芳珠記念病院のしっかりつながる和楽仁塾、七尾市役所の
のと七尾人間塾の講演はすばしく、感動をいただきました。私も4
月から大阪で流通のコンサルタントに挑戦しますが、皆さんと改革
の輪を広げたと存じます。
各社ともコメントをされたポストイットを全部見させていただきま
した。どちらの会社もともに自社を変えようと活動を行なっている
同志なのですね。M2の山本さんや山本さんがご支援している能美
機器協同組合の本理事のNS変換も非常にすばらしいと思いました
。私は近藤先生が仰られているように、全員主役で改革を行なわな
ければならないと思います。イノベーションは、全員主役で成し遂
げるものだと思いました。経営者のどの成功哲学を読んでも、まず
与えることの重要性が説かれています。与えることができなければ
、受け取ることはできないというものです。この辺に、まだまだI
MSには成長の可能性が含まれていることにも繋がると思います。
今後も私は応援できるところはしっかり応援を行なうことで、IMS
の更なる発展と、石川県の発展を応援していきたいと思います。
本日は学びの多い場をご紹介していただきまして、本当にありがと
うございました。それでは、失礼致します。
JAIST M2 岡田
■昨日は東京MOTメンバーや成功の宣言文メンバーも多く参加し
ていただきました。皆さんありがとうございました。またJMAC
の大崎さん、東京MOTの武田さん、PFUの櫻井さんなど女性改
革人材がパネルディスカッションにも登場されて、さわやかなお話
をたのしまさせていただきました。4画面思考による女性メンバー
がはいることで活性化されることが我々の実践活動でも体験させて
いただいております。今回の準備はMOTシンジケート幹事の皆さ
ん、ITセンター、JAISTの中森研の平松さん、小坂研・近藤
研の学生の皆さんにお世話になりました。ありがとうございました
。(近藤)