●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。皆さんの企業
防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てください。
http://www.success-poem.com/book.htm
■ミラノの高達さんからイタリアにおける改善コース事例のご紹介
と七尾の皆さんとの交流のご提案をいただきました。イタリアは自
立性がつよく、小企業であっても自社のブランドにこだわった展開
をしています。JMACイタリアのコンサルタントの実家に訪問し
たときに、お母さんがバルサミコを2階で作っており、自分のブラ
ンドを持っていました。私のつくっているバルサミコはすばらしく
、日本に輸出したいので紹介してくれませんかといわれました。農
家の起業マインドのすばらしさを実感したのを覚えています。自分
の地域や自分の生産物に誇りを持っているのですね。多分その原点
は「誇れる信念」ではないかと思いました。イタリアとの交流で「
誇れる信念」や「充実感の創造」に気づくかもしれませんね。七尾
市の皆さんと相談してみます。ありがとうございます。(近藤)
●「地域主義 特徴がある 産業が」 なりたい姿
■近藤さん
ミラノ高達から 地域産業振興のことで地域自慢の国、イタリアか
らの希望です。かねてから、イタリアは地域主義で地域毎に特徴が
ある産業活動が盛んな国で、大企業よりも健全な中小企業が多いこ
とはご承知ですね。こうした中ミラノの東で鉄道・車で約2・3時間
にVICEZAと言う地域(県)がありますが、この地の産業振興
の為にCUORという団体を設立し会員が50です。
そこの招きで「スピーチ」題名「学ぶ、時代を越える」でした。と
言うのはここが産業人教育6月間毎週に、近く改善コース「リーン
と言っている」を設けJMACも協力してます。高達はデレクター
をJMAC日本からPコースを頼まれるとか色々のテーマで講師(
イタリア人)をしてます。
夜は約100人超すクリスマス・パーテイ的な晩餐会でした。その時
にこの活動のコースの中心となるNardi(ナルデー)さんから
「こうした日本の地域産業振興をする、何処かと交流をしいたので
仲介をして下さい」と言われました。
NrdiさんはPietoroFiorentini社の会長です。同社はガス・シ
ステム(都市・地域・企業)とバブル生産メーカで、日本の東京・
大阪・北九州の高圧バブル(郊外のタンクから町に送り減圧する)
は同社製品ですが、ミラノJMACのクライアントで高達も参加し
てます。
そこで直ぐに頭に浮かんだのが七尾の事です。多分日本の七尾の方
が地域性からみて業種は広いかも知れませんが、農村漁村地帯で先
端北陸大学じたいと貴方の介在などを考えて相互の交流は、有効か
なーと思っています。ご意見をください。
ミラノ 高達秋良
■いしかわMOTスクールの松本機械工業の吉田さんの「誇れる信
念を持つ」に感銘をいただきました。「誇れる信念」というキーワ
ードは吉田さんほど、考えてなかったです。「知識とは正当化され
た信念」といわれますが、「正当化された誇れる信念」と考えたほ
うがより行動につながります。「誇れる信念」の実感をより確かな
ものにするために、「誇」で成功の宣言文を検索してみました。「
誇り」にこだわり充実感を実感している改革人材と宣言文が出てき
ました。誇りの対象は、「自分・会社・地域・歴史・文化・資源・
ものづくり・仕事・日本人・未来・自然・技術・価値・・」など、
いろいろあります。また、「誇り」は「さがす・認識する・感じる
・忘れるな・伸ばす・引き出す・磨く・・・」などの行動を開発す
ればよい事に気づきました。私の場合は「誇りの対象」は顧客現場
での「改革実践」で、それを普及して、企業や社会を元気にするの
が役割です。4画面思考→振り返り→改革自慢大会のプロセスでお
互いの誇れる信念が見えてきますね。(近藤)
■「誇れる信念」と関連する「成功の宣言文」
□成功の宣言文 誇れるもの 現状の姿
●自分の会社や自分の地域で「誇れるもの」がいくつあるか
●「誇れるもの」が何で、「誇れるもの」をさらに伸ばす。そして
「誇れるもの」を伸ばしていけばよい。自分の成長も同じで自分の
「誇れるもの」を探索して伸ばしていく。そしてさらに「誇れるも
の」を開発していく。
●「各地域 誇れるものを 引き出して」 近藤修司
□成功の宣言文 763 狩猟民族 現状の姿
●人間の歴史や文化のレベルは土器、拓器、陶器、磁器を見ればわ
かる
●縄文人は「歴史文化に誇り」を持ち、狩猟民族的メンタリテイー
を持っていた。それは縄文土器を見れば一目瞭然。インド・中国・
韓国の影響を受ける前に独自な文明が形成されていた。それが平成
のDNAに継承。
●「平成に 縄文人が よみがえり」 加藤春一
□成功の宣言文 774 地方の競争 なりたい姿
●地方の時代といわれるが各地域が競争する時代です
●競争に打ち勝っていくためには、地方の強みは生かし弱みは補っ
ていく。大分県は全国に「誇れる資源」がたくさんある。産業活力
創造戦略に基づいて、元気いっぱいな「大分」にしていきたい。
●「競争で 元気いっぱい 大分や」 広瀬勝貞
□成功の宣言文 1200 ものづくりの心 ありたい姿
●愛用される喜び、造る喜び、使う喜び、幸せ、「誇り」、自信、
愛着、愛情・・・
●ものづくりには言葉には表現できない、日本人が忘れてしまった
、あの気持ちが存在する。国にも、人にも、ものにも、技術にも、
未来にも、根底には愛が必要。未来のものづくりは人づくりです。
●「ものづくり その根底は ひとづくり」 日高明広
□成功の宣言文 1298 時代の精神 現状の姿
●正倉院には世界でここにしかないという宝物があり、「日本人に
誇り」を感じます
●その時代、時代でどこに価値を置いて、何を大切にしてきたか解
ります。その時代の精神を感じることが出来、時代の生活や文化そ
して技術を現代に繰り寄せることが出来るのです。
●「その時代 精神感じ 繰り寄せ」 近藤修司
□成功の宣言文 1371 誇り 現状の姿
●「誇れる会社」は経営者がしっかりしている会社です
●社会的に価値のあることにこだわっているかです。従来の誇りは
会社のステータスであった。これからの「誇り」は社会的に価値が
あることです。独自の価値を「誇り」に生きていこう。
●「社会的 価値あることが 誇りなり」 近藤修司
□成功の宣言文 1872 マインドが大切 ありたい姿
●物やサービスを考える前にマインド・哲学が大切です。
●マインドで世の中に美しい価値を提供するのです。美しいとは何
かを考えます。美しいとは世界の人が選ぶ物で民衆が選ぶ物です。
民衆の水準が高くないと駄目で「われわれの誇り」はそこで生活し
ていることです。
●「マインドで 民衆水準 高くする」 近藤修司
□成功の宣言文 2107 手話ソングに感動 現状の姿
●オムロン京都太陽㈱でサマーフェスティバルがあり手話ソングを
唄ってきました
●身体障害者の方が生き生きと「誇りを持って」働かれ、税金を収
めることのうれしさを感じておられる工場です。ぶっつけ本番で唄
ってくださいましたが、本当にすばらしい時間を過ごすことができ
ました。
●「手話ソング 歌たってくれて 感動す」 椋 良子
□成功の宣言文 2288 日本の自然に誇りを ありたい姿
●カナダ人の作家CWニコルさんが日本で森づくりを始めた
●熊とかイノシシはヨーロッパでは絶滅しているが、日本はまだ生
息している。日本は北には流氷があって、南にはさんご礁があり、
戦争しない、自由などがある。日本人であることへの「誇りを忘れ
るな」といった。
●「日本人 日本の自然 誇りもて」 大林重治
□成功の宣言文 2380 お国自慢の大切さ なりたい姿
●イタリアの中小企業が強いのは、「セコンドメ:私はこう思う」
自己主張・尊重社会と、「カンパリズモ:教会の鐘が聞こえる範囲
から出たお国自慢」の人達の二つです
●地方主義のお国自慢は地域産業強化にはとても大切です。イタリ
アの中小企業は「わが社はニッチです」と必ず言います。それは「
専門的で然し深く高い技術」の「誇りの言葉」です。お国自慢・企
業自慢・人間自慢をつなぐ知創造の夢を持っています。
●「活性化 お国自慢で 夢も持つ」 高達秋良
□成功の宣言文 2387 実務の中の4画面 現状の姿
●今朝の佐々波鰤網:勝木社長のお話には、大きな感動を受けまし
た
●「漁業に対する誇り」と、自分ごとの使命感、熱き思いは当然と
して、何事にも立ち向かうというすさまじいまでの分別と行動力を
感じました。すべてが、実体験を基にされたお話で迫力があります
。実務から創り出された自分ごとの四画面に本当に感動しました。
●「感動す 実務の中での 4画面」 今井雄二
□成功の宣言文 662 腕を磨く 実践する姿
●技術という言葉を腕と置き換えると実感になる
●「誇れる=売れる腕」を磨かないと存在意義が失われる。会社に
よりいろんな強み技術(界面技術、ナノ技術、修理技術など)があ
る。それにプラス「経営技術」があって、継続する会社が運営でき
る。
●「技術者は 誇れる腕を 磨き上げ」 勝眞一郎
■MBI研究所の今井さんから経済危機克服リポートNO3をいた
だきました。マネジメントの基本は、「特定解・生きがい働きがい
・社会貢献」で、行動対象としての顧客をもつ事が、自分の未来を
変えるといわれています。顧客現場に集中することが大切ですね。
●「自分ごと ありたい姿 持つことや」 今井雄二
■経済危機克服リポート「経済危機克服と自分ごとの四画面」
NO3:マネジメントの原点に立ち「未来を再構築」
マネジメント(経営)には基本的に以下の3つの責任がある。これ
は、個人にも組織にもあてはまる基本原則だと考える。
1.その組織の特定解としての使命(目的)を果たさねばならない
2.その組織に関係する人たちが、生産的な仕事を通して、生き生
きと働けるようにしなければならない
3.自らの組織が、社会(市場・顧客) の問題 ・課題の解決に積
極的に貢献しなければならない。自らが決して社会の問題や障
害となってはならない。
すべての人・組織は行動の対象として、顧客・市場を持たなければ
ならない。政治家も役人も、企業経営者も投資家も、その顧客・市
場への貢献を目指して、自分ごとの「ありたい姿(特定解の使命・
目的)」を描き、これを人生とか時代の重要な分岐点では、的確な
分別開発と行動開発の基準として活用しなければならない。
※今まで苦労して創り上げた「ありたい姿」「なりたい姿」や「実
践する姿」を変えるというのは、辛い決断になると思う。しかし、
不平・不満を誰かにぶつけ、責任を転嫁しても自分の未来を変えて
くれることはない。
MBI研究所 今井雄二