●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。皆さんの企業
防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てください。
http://www.success-poem.com/book.htm
■昨日は別川製作所の第二期未来塾のファイナルプレゼンテーショ
ンが、会長・社長・専務そして幹部に出席していただいておこなれ
ました。別川未来塾は個人提案とチーム提案の二層展開であります
。改革実践塾は全国に広がりつつありますが、あるグローバル企業
では三層展開に挑戦しております。北陸での二層展開は別川製作所
が始めてであります。個人発表が10人、チーム発表3チームの発
表が ①テーマ②学んだこと③会社の概要④提案目的⑤現状の姿⑥
兆し分析⑦ありたい姿⑧未来年表⑨改革構造シート(なりたい姿)
⑩改革実践リズムシート(実践する姿)⑪四画面まとめ⑫重点プロ
ジェクトの提案⑬まとめ(振り返り、気づき)の流れで行われまし
た。それぞれの内容もすばらしいですが、今回は⑬の気づきをご紹
介します。学習→討議→提案書作成→行動開発をして改めて気づい
たことは、新しい発見であり、我々にとっても、今後の未来づくり
の指針になるものであります。今回は長田さんはじめ、第一期生が
第二期の運営に当たりました。社長も塾生に任されたといわれてい
ました。未来塾による人材開発と事業開発の実践は継続したいと言
われていました。こうして未来づくりの文化が根付いていくのです
ね。皆さんご苦労様でした。皆さんの発見した言葉を真実にする攻
めの未来づくりを期待しております。塾が修了しても成功の宣言文
は配信いたしますので、来年の春にはYWT振り返り会を行いまし
ょう。(近藤)
●「別川で 二層提案 実践す」 実践する姿
■別川製作所第二期未来塾ファイナル提案での気づき
□自分ごと
・周りの人を変えるには、自分が変わらないと周りの人を変えるこ
とは出来ない
・皆が改革しなきゃという強い思いを持っている事が感じ取れた
・会社に対してのモチベーションが今まで以上に向上した
・会社を良くするのも悪くするのも人であるということを実感した
・現に“やるぞー君”という言葉が前向きな活動を行うときのキー
ワードとなりつつある
・別川製作所の社員は何気に熱い人が多い事が分かった
・又、熱い思いは気を抜くとすぐ冷めてしまう
・「やるぞ!」という気持ちを当たり前のレベルにする事が大事で
ある
・最初はいやいやだったが、考えることが楽しくなった
・他人のせいにして、文句を言う前に自分が変わらなきゃ何も変わ
らない
・未来塾の研修は本日で終了だが、これを自分の新しいスタートラ
インとして自分の想いを実践していきたい
□4画面・改革実践提案書
・頭の中で考えるのではなく、形(4画面)にした方が、実践しや
すい
・改革実践提案書を作成し、改めて未来を考え創造し、その未来の
ありたい・なりたい姿に向かって実践することが大切だと強く思
いましたので、ぜひ未来塾の継続をお願いしたい
・メンバーそれぞれが思い描く売りという物が見えた
・四画面から掘下げて行く事でさらに目標が明快になった
・全社員共通の認識のもとで邁進しなければならない
・顧客ニーズを先取りし、提案する必要性がある
・提案書を見るたびに、変更したくなりきりが無く最後は妥協して
しまった
・提案書を作ってみて、達成感を味わった
・皆が未来を考え、それを見える形(四画面)にすることで、お互
いに共有・共感できる
・四画面思考での考え方の手法を学び、未来への道筋が見えた
□改革の輪
・未来の別川の成長と社員の繁栄の為に今こそ自分と自分の会社を
見直す時なのでは
・今ある壁を取り払い、まずは個人から、そして会社全体へと社員
の和、組織の環を広げよう!
・そして未来創造人間、未来創造企業となるべく一歩を踏み出そう
・今回の未来塾を通じ、職場は違っていても考えていることはみん
な同じなのだとわかった
・今回のこのような機会が増えていけば必然的に風通しが良くなり
、ベクトルが一致していくと思います
・進むべきベクトル合わせの難しさを痛感& ベクトルが合った時
の感動を学んだ
・未来塾が改革の輪を広げていると実感した
・熱い思いは“伝染”する(改革の輪)
・一人では思いつかないことも、人が集まると色々な意見が出てく
る、一方でベクトル合わせの難しさを実感した
・自分ごと・4画面思考・改革の輪 改革実践の3原則を忘れずに
周りを巻き込み、少しずつでも前へ進みます
・グループ(4~5人)だと、色々な意見が出てまとめる事が大変だ
ったが、個人では逆に発想・言葉が出てこず苦労した
・同じ目標を持った人の集まりはすごい力を発揮する
・全員が主役であることが重要
■MBI研究所の今井さんから、「未来防衛」にコメントをいただ
きました。10月に金融危機・経済危機がおこって、ふりかえりを
して3ヶ月だけ「未来防衛」とおいてみました。 「未来防衛」はた
んなる企業防衛と違います。 基本的には攻めで、攻めの未来創造で
、我々は追及してきました。 しかし追求していた私たちも金融危機
や経済危機は予測できませんでした。 その反省から、未来創造を守
り抜くといった覚悟です。 現状の姿の防衛でなく、ありたい姿を今
こそ守るという感じです。 ながい間、未来防衛というのでなく、3
ヶ月位で、未来防衛を固めて、攻めていきたいといった感じです。
このあたりは本当はお会いして、討議して、攻めて生きたいところ
が正直な気 持ちです。 未来といいながら、金融危機を予測できな
かった自分への反省を3ヶ月間やろうといった感じです。今井さん
だけでなく勝さんからも今やる事は攻めといわれています。われわ
れの仲間は本当に未来づくりの生き方をしているのですね。ありが
とうございます。 (近藤)
●「自分ごと 未来を創る 宣言文」 ありたい姿
■近藤先生
毎朝の成功の宣言文、ありがとうございます。
少し前から、気になってきたことがあります。近藤先生のお考えや
思いをお聞きしていませんので、間違っていたらお詫びします。
宣言文冒頭のありたい姿が、少し前に変えられました。「経済危機
・地域危機の今こそ皆さんの「未来防衛」に貢献できれば幸いです
」というところが追加されています。近藤先生を含めて成功の宣言
文に登場される人たちの四画面を拝見していると見落としがなけれ
ば全員が、未来に向かって新たな何かを創り出そうという方向を描
き、実践されているように思います。
社会に対して、市場に対して、これからの未来に一生懸命に貢献し
て行こうという意欲や熱意を感じています。これは、守りではなく
攻めの方向ですね。金融危機・経済危機である今だからこそ、新た
な顧客・市場創造と技術創造が大事であることを、みなさんはご存
知なのだと思います。実際に私の周りを見ると、今を生きるのに懸
命で、なんとか生活や事業を守ろうとされている人がたくさんおら
れます。これらの多くの人たちを救うには、財務支援も応急処置と
しては必要ですが、本当に急がねばならないのは、市場と技術創造
だと思います。近藤先生の成功の宣言文は、すでにその方向に動き
始めていると感じます。 MBI研究所 今井雄二
■京増さんからかわら版NO1838をいただきました。そのなか
で今回は写真家の浅井慎平さんの「ファインダーから見た地球環境
」をご紹介いたします。全文にご関心のある方は京増さんへご連絡
ください。世の中にはすばらしい人達が沢山おられます。コクヨフ
ェヤーの「適業適季」のワークスタイルや、浅井さんの俳句へのこ
だわりや、ファインダーからの視点は、改革実践にもヒントがいた
だけます。私達もいろいろな異質知識との混合をモット加速して、
企業や社会を元気にしていきたいものですね。ありがとうございま
す。(近藤)
●「感じ取り アイディア出して 形にす」 なりたい姿
■かわら版:ファインダーから見た地球環境 081128 NO.1838
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コクヨフェア「WORK@EARTH」が11月20日開催されま
した。フェアのメインテーマは「エコとクリエイティブ」で、これ
からの時代、世界が地球温暖化防止に目を向け、ワーカーが地球環
境を意識しながら働くことのできるオフィスが企業に新たな価値を
もたらすと考えました。
「適業適季」というワークスタイルですが、クリエイティブな仕事
における「感じとる」「アイデアを出す」「形にする」「発信する
」という4つのフェーズと四季の変化を組み合わせたワークスタイ
ルです。
今まで、かわら版でテレワーク、ワークライフバランス、ダイバー
シティなどを取り上げてきましたが、本質は生産性と創造性の追求
であり、コクヨの提唱する「適業適季」のワークスタイルとの組み
合わせにより、よりクリエイティブな仕事と環境の確保が可能と思
います。
また、基調講演として浅井慎平氏のお話がありましたので概要を紹
介します。浅井氏は1937年愛知県瀬戸市に生まれ、早稲田大学
政治経済学部を中退、在学中は映画研究会に所属、1965年日本
広告写真家協会受賞後、1966年写真集「ビートルズ東京」でメ
ジャーデビューされました。
1.講演:「ファインダーから見た地球環境」写真家 浅井慎平氏
2.まごまごじぃじ 「お姉ちゃん特集」
かわら版のバックナンバーは、私のホームページからご覧頂けます。
京増弘志 PDB01260@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/kyomasu/
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1.講演:「ファインダーから見た地球環境」写真家 浅井慎平氏
■人間は文明をコントロールできるか
エコ活動に心がけるようになったのは、20年前、直感的に“水が
おかしい”と思ったからである。そして、日本の水辺を見てまわる
提案をし、海、湖、池、川など、2年かけて水の汚染にも注目して
まわった。美しい自然が壊されていたり、様変わりしている状況な
どを見てきた。
15年前に千葉県千倉に海岸美術館※を造った。美術館を造ること
で、人間が選んで造る人工物と自然の調和ができるかを、世界にメ
ッセージとして伝えたい思いで造った。エネルギーを節約するため
、エアコンは休憩室以外には設置してないので、冬は寒く夏は暑い
が自然の中で人工物がどう調和できるかを見ている。
※写真家・浅井慎平氏のアトリエを兼ねた個人美術館。代表作であ
るビートルズの写真をはじめ、40年間に渡る写真作品などが展示
されている。建物のデザインも千倉の自然と一体となり、美しい空
間を演出している。
ロケで世界各地を旅したとき、世界の変化を感じたことがある。最
近は環境学会の動きが目に付くようになったが、モリジブの水位の
上昇やクリスマス島での3メートル毎のアホウドリの死骸とその周
囲にあるプラスチック製品など、動物の悲惨な状況を見ていると、
明日の自分の姿を見ているような気がしてくる。
21世紀のテーマは、文明を人間がどの程度コントロールできるの
か、すぐにできることをしないということは何なのかなど、問題が
かなり進んでいる中に自分がいるということを認識している。
■音楽は新しい時代を察知する装置
ビートルズから学んだことは、ポップスという音楽を世界の若者に
知らせ聞かせたということである。ミュージシャンは、本能的、感
覚的な感性で活動している。中東の音楽がポップスの最先端であり
、地球上のあり方がいまこの装置に向いている。経済は中枢である
一方、音楽は文化のあり方、あり様などの新しい時代を察知する装
置である。
20世紀が生んだリバプールの天才ビートルズが1966年に来日
したが、当時、文化としては認められていたが、一般には若者は何
を騒いでいるかという雰囲気であった。中学生が熱中する文化の大
きな流れを、そういう人たちから発見できることをビートルズが教
えてくれたが、音楽を通して世界を変えることができる。
政治や経済だけに注目するのではなく、その時代の文化を観察する
ことが重要である。その時代を見るのは、その時代のすべてのテー
マを見る必要がある。
自分は俳句をやっているが、俳句は日本が見つけた人間の表現方法
である。四季を通じ、自分と対象物を見る中から5,7,5の文字
で表現する。このことは大切なことであり、5,7,5の文字の背
後にはいろいろなことがある。
■クリエイティブな発想
様式という決まりごとは必要であり、人間は伝統、様式を離れて生
活できない。しかし、様式が決まっていて記録も残っていても、条
件が異なると比較できないという問題が出てくる。
絵画は写真が登場すると、絵画にとって変わった。しかし絵画にと
って写真の登場はピンチであったがチャンスでもあった。
深くて広くて、新しいやりがいのあることに気づくことと、面白く
楽しい伝統には疑わないこととのバランスの時代である。サッカー
のゴールの大きさ、野球の塁間の距離、テニスコートの大きさ、こ
こにたどり着くためには、多くの議論があった筈である。
元中日ドラゴンズの矢沢選手は、確実にファウルをネット裏に打て
たという。そうすれば、フライを捕球されてアウトにならず、ワン
ストライクを取られるだけである。イチロー選手は、元西武の香取
投手のボールをバットとの距離をあけて空振りができることが嬉し
かったという。球の芯を外して内野ゴロやフライでアウトにならな
いためである。クリエイティブは、プロフェッショナルがそこまで
考えてやっていることなのである。矢沢、イチローが持っている生
き甲斐と楽しさは、一流か超一流であるかの違いである。これはビ
ジネスにも通じることである。
テニスの伊達選手は、選手をやめて解説をしていたときに、選手時
代の疑問が解けたという。そこで、また選手に復帰した。人間の持
っている幸せになる手段として、持っていることを最大限に活かし
楽しむときに、クリエイティブが養われるのである。全ての人間に
公平に与えられている時間を、どう充足させるかを考えなくてはい
けない。
テレビのサンデーモーニングに出演しているが、番組は経済、政治
、文化、文明だけでなく様々なテーマで構成されている。まったく
異なる事件を見ても、同じ時代だから起こっていることがある。人
間のあるべき姿を探さなければ逃れられず、どんなことでも自分に
関係ないということはない。
文明が進んだため、文化がおろそかになった。人間の持っている能
力を使わなくなった。コンピュータが扱っている人間の力を、育て
使うことが重要である。
1970年頃までは、まだ見たこともないことも最初から答えがで
た。アインシュタインの相対性理論も、地球が宇宙空間に浮いてい
るという答えが出てからその後に解明した。天才とはそういうプロ
セスを大切にする。北斎は73歳になって本当の仕事ができるよう
になったという。73歳にクリエイティブなヒラメキと感じる力が
持てたのである。
会議も予定通り開始して終わるのではなく、何かを感じたときは「
何だか変だぞ」という声をあげることが重要である。理由は説明で
きないが、何か面白い、良さそうと信じることである。これは歴史
が証明していることがたくさんある。
いま「仕方がない」という言葉を超える意志がどのくらい日本にあ
るか。ロジックや理性が感性を殺していないか。何か不自由である
という生活を変えなくてはいけない。感性を理性で分析することが
重要である。
■少年少女の気持ちが大切
人工と自然のバランス、命の充足、安らぎが大切であるが、いま時
代は無機質になっている。個人主義が誤解され、パブリック、公共
が約束事の空間になっている。自分の勝手が主張でき、人間が人間
を取り戻すことが早急のテーマである。夕日の沈む光景を見たこと
がない子供が多くいるのである。
心細くなると生き物としての自分が見え、たった一人の自分に気づ
く。サバンナで一人で焚き火をしていると、様々な価値観が見えて
きて、普段の自分の間違いに気づく。水、なさけ、笑いなどの重要
性を再認識させられる。そのような旅が自分を教えてくれ世界の見
方も変わり、その人の人生を大きく変えるだろう。
自分の主張を世に問うこと、人類の未来に貢献すること、これをや
ったら終わりということには手を出さないこと、そして常にプラス
思考であることが重要である。
オバマ氏は、今後の苦難な時代では、現実と矛盾してできないかも
知れないが夢と希望を語り世界を感動させた。
ケネディは「祖国があなたのために何ができるかを問うより、あな
たが祖国のために何を行うことができるか問うてほしい。」と言っ
たが、アメリカの動きが世界を変えられるのか、それは、米国のこ
とでは無く世界のことである。政治は情熱のある人がやるべきであ
る。
クリエイティブは、仕事がだれかの心に届いたときに、喜びとして
感じることである。王監督が現役のとき、グランドに着くと今日も
野球をやらなくてはならないのかと辛く思うときがあるという。し
かし、ロッカールームに入り、ファンの声が聞こえてくると、頑張
る気になり、自分を最大限に活かしたプレーでファンを喜ばせるこ
とを強く感じ、自分が豊かになれたという。この考えを持つことが
大事なことである。クリエイティブは、自分だけでなく人のためで
もある。
伊丹十三氏は、ビジネスとしての期待が強いため、ヒットする映画
をつくろうとすると自分への充足感がなくなったという。自分を活
かすことを自分の心にきく、それが生き甲斐となる。いま、少年少
女の気持ちが大切である。一人ひとりがハッピーになり、その時代
もハッピーにならなくてはいけない。