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成功の宣言文メンバーからのメッセージ

●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。皆さんの企業
防衛・社会防衛・生活防衛にお役立てください。 
http://www.success-poem.com/book.htm

■昨晩、7時から10時で、のと七尾人間塾の第5講が行われまし
た。今回は佐々波鰤網の勝木社長のお話でした。佐々波鰤網は日本
一の漁業知識創造企業です。勝木社長の30年にわたる漁業を魅力
的なしごとにしたいという暗黙知である思いを形にされています。
JAISTの梅本教授は知識科学は「思いを形に」といわれていま
すが、勝木社長はその実践者です。のと七尾人間塾へも一期生から
始まって毎年、数名送り込んでいただいております。一期生がいま
や幹部になって後輩を指導されているそうです。佐々波朝市・佐々
波港岸壁美術館・佐々波図書館・佐々波輪読会・佐々波資格制度・
佐々波改善活動・佐々波定置網体験会・佐々波鰤さばき体験会・・
・・などいろいろな改革実践活動をされています。ホンダやPFU
などが「さん付け」は分かりますが、漁業会社が「さん付け」なの
です。今までも読売新聞やMROなどでインタビューさせていただ
いておりますが、今回の講義はすばらしい知識創造の場になりまし
た。高齢化が進む漁業の中で佐々波鰤網は、若年化しており、やは
り日本一の漁業経営会社に成長しつつあると実感しました。ほんと
うにすばらしい講義ありがとうございます。勝木社長の生き方は4
画面思考そのものでした。身体が震撼する体験をさせていただきま
した。世の中にはすばらしい生き方をされている人がおられるもの
です。自然・人間・技術・文化に対峙しているとそうなるのかもし
れません。勝木社長の思いは,PFUの屋鋪常務の言われる、「思
い→想い→念い」の「念い」でした。是非、見学されることをお勧
めいたします。先日、NHKテレビのプロデューサーからインタビ
ューを受けました。そのうち経済番組で放映されるかもしれません
。ありがとうございました。(近藤)
●「思い持ち 思い強くし 形にす」   実践する姿
■はい、講義を始めます。私は声が大きい。私の大きな声で、飛び
上がる人もいる。これは地声です。「挨拶」は禅道です。「挨」は
開く、「拶」は交流するで、「心を開いて交流する」ことです。
今日は、ネクタイをして、「考える人」の服装をしてきました。さ
て、みなさんも1分間ほど、自分で考えてください。「貴方の10
年後はどういうふうに目指したいか・・・」・・・・・
マイナスのイメージの人、プラスのイメージの人などいろいろある
と思います。プラスイメージを持つ人は自分の姿が10年の間に形
になっていく。ホンダさん、松下さんはより便利になるようにイメ
ージを持ち、リンカン大統領は人種差別がなくなるイメージを持っ
た。未来に対して、プラスイメージを持てば、そのイメージのどう
りに行動します。
まず考え、熟慮して、信じて、決断して、行動する。マイナスイメ
ージを持ってマイナスをしゃべっているとマイナスになっていく。
私は学問は出来ないが、プラスイメージを持って実践してきた。頭
のいい人は批判して実践しない、だからプラスイメージを実践する
人が勝つ。プラスイメージは本から学べ、10年間、目が悪くなる
ほど本を読んだ。いまから2500年前に世界の聖人が3人いた。
釈迦、孔子そしてソクラテスです。
世界には立派な人がおり、先人から学ばなければならないです。釈
迦は29歳で目覚め、妻もいたが、すべてを捨てて、国を迷い、3
0歳で悟り、80歳で死ぬ。人生は苦であるといった。人とお別れ
する時も苦、いやな人と会う時も苦、富を持ちすぎて富にこだわる
のも苦、その反対で何もないのも苦であるといった。苦しみの中に
どうやっていけばいいのかを追求した。この世に生まれて楽しいこ
とはない、自分で楽しくする事です。
仏教では3つの毒、貪欲、怒り、愚痴があるという。だから、毎日
、「ありがとうね・・」を言葉にする。どうしても不平不満の毎日
になる。釈迦は与えることが本当の愛で、お母さんは子供に愛を与
えるという。私は、社長として、自分に対して何が出来るか、市民
も従業員も同僚に対して何が出来るか、地域に対して何が出来るか
考えている。不平不満はありません。不平不満が多いのは、まだ受
け身だからです。本当の愛情ではないかと思います。以上の愛情知
識を先人達が、我々に教えてくれる。
中国の論語でも孔子は我々に教えてくれている。「天は自らを助け
る者を助ける」のです。仁は人を愛し、義は正義、礼は礼儀で、知
は分別、幸は幸せ、忠は忠義のこころ、テイは兄弟が仲良くする・
・・。「継続は力なり」もおしえてくれた。ソクラテスはギリシャ
の哲学者で、「私は無知であることを自覚した」という。
偉い人は「自分は何も知らない」ということを自覚する。私もいろ
んな本を読んだが、学ぶことはエンドレスです。老人は若い人と付
き合い、若い人は老人と付き合う。私が、漁師になったのは33年
前で、その時は会社は非常に乱れていました。父は好きなことをや
り、お金の執着が強かった。そこでは人が育たないし、人がやめた
。私には、人がやめる理由を私がわかっていた。経営者が、働く人
に夢や希望をあたえていない。経営者が、自己表現の場所をあたえ
ていない。人は皆、自分を認めて欲しいと思っている。貴方が必要
であるというのが一番である。貴方がいると便利は二番である。あ
なたがおってもいいは三番であり、あなたがおってはこまってるは
四番だ。四番のようにどうしようもないといわれたら、人間はやる
気にはならない。貴方が必要という風に考えて、そう思ってもらう
ためにはどうしたらよいか。
普段の言葉が大事です。「今日一日おねがいします。ありがとうご
ざいます。明日も宜しくね・・」この一言で人間はやる気になる。
人間はそれがいえない。多くの経営者が従業員を差別しているので
ある。これでは全員主役にはならない。過去のことはどうでもいい
、今が大事です。「おはようございます。宜しくおねがいいたしま
す。明日もよろしくね・・」です。人は資格はたとえ違っても、人
格は同等です。私は会社でも「・・・さん」とさんづけで呼んでい
る。全員主役のためには、言葉は大事しないといけない。心があら
われ、言葉は心です。心がはいれば、初めてベクトルがあっていき
ます。私の漁港は従業員が気持ちよく働いて欲しいと願っている。
ユニークで美大生がかいた絵が岸壁に書かれている。本当に皆さん
が気持ちよく仕事が出来るように願っている。子供と働きたいなと
思うように願っている。そういう思いが強く、強く、強くあります
。ロケットも月に行きたいという思いがあれば到達できるのであり
、出来ないのは思いが弱いからです。佐々波鰤網では図書室を充実
して毎月読書する。読書してお互いの感じたことをかいて、輪読会
をする。共感したことを交流することでベクトルがあってくる。組
織はこういうことで心が一つになり、それが力になる。お互いの思
いがつながる。私の思いは将来は漁師が自分で魚を売ることです。
将来は都会にいって漁師さんが自分で値段をつける。自分の漁業が
ブランドになる。こういう思いがあります。漁業に対する思いは昔
から非常に強いのです。当社では、のと七尾人間塾の一期生が後輩
を教えるようになってきた。嬉しいことで、私の理想のところへき
た。本を読まんといかんです。
組織では、たったひとりが変わると、まわりが変わるのです。当社
でも、59歳の人が、だまって便所掃除をしだす。なぜ、その人が
変わることが出来たか聞いてみた。「俺は勉強できない、しかし、
皆のために働きたい」という。自分で将来をイメージしている。
4画面思考で言うありたい姿で、「世のため、人のために、働きた
い」という。七尾の活性化にしても、もっと、元気を出せばいいと
思う。そして、後継者を育てることです。
後継者づくりは、目の前の仕事で、一生懸命に自分を磨いて、「こ
の人すごいな」と思わせることです。そのためには一日を大事にす
る。そして、言葉も、「ありがとう、ありがとう」を連呼します。
しゃべるのはおおきな声でしゃべり、目もきがいある目をする。
声も目にも、きがいを持たせる。きがいが真心で、それを自分が実
践する事で、後継者は育つのです。自分がきがいを持ってプラスイ
メージでなかったら、後継者は育ちません。
第四期のと七尾人間塾の塾生におねがいがあります。皆さんには地
域を元気にする使命があります。人間として生まれた以上は世の中
に役立つように、友達に役立つように生きる使命があります。一期
生・二期生・三期生の先輩を抜くという、きがいや使命感を持って
生きて欲しい。私も、現状は潮で網が流されないかなど毎日はらは
らしている。しかし、漁業を魅力的に仕事にしたいという使命をプ
ラスイメージで出している。毎日、一人ひとりに挨拶と読書と改善
を行っている。そして、声と目にきがいを持って生きている。
皆さんも使命を持って生きて欲しい。全体の組織が変わらなくても
、まずは自分ひとりが変わるのです。自分が変わって回りを変える
のです。私はそれをやってきただけです。
佐々波鰤網 勝木社長(第4期のと七尾人間塾講義より)

■ありがたいことに、大学・企業・地域そして成功の宣言文のコミ
ュニティで、毎日のように改革実践の研究が出来るようになりまし
た。そしてその場での暗黙知である思いや気づきが触発される事で
、改革成果も出せるような気がいたします。その時に一番大切なの
は、思いであります。その場で、自分の思いを進化させて、自分の
思いと周りの人の思いを混合してより強くしていくのです。「思い
→想い→念い」の3つのおもいです。そして、その場で創造できた
思いを整理して、言葉化・技術化します。言葉と技術は、その時の
思いの再現に有効になります。今回の4画面研究会で体験した思い
の交流を言葉化・技術化しました。今回の手順は、改革自慢→自慢
賞賛→議事録→4画面整理→一言整理→改革図面になりました。こ
のプロセスも状況に合わせて変えていくことが大事ですね。村田さ
んの議事録を、4画面整理→一言整理→改革図面にしてみました。
・現状の姿→「現状に飛び込んで思いを見る」
・ありたい姿→「身近の思いにありたい姿がある」
・なりたい姿→「顧客の思いの4画面の実現支援」
・実践する姿→「思いの無意識の実践」
そして、全体まとめは「4画面大会2009が楽しみ」になりまし
た。(近藤)
●「2009 4画面大会 楽しみで」   ありたい姿
■改革自慢・賞賛会の4画面整理「20094画面大会が楽しみ」
□現状の姿「現状に飛び込んで思いを見る」
・夫婦の話し合い、コミュニケーションが先にある(清水)
・清水さんの話を聞いて、モチベーションがあがってきたなー(青
 木)
・ありたい姿、なりたい姿、いつまでも夢ではダメで、近藤先生の
 ように実践して実現(青木)
・近藤先生の4画面の赤色にビックリ(村田)
・夢って夜をみるものでなく、朝起きて夢を作り出すもの(原)
・小川さんの4年間の改革実践の自慢にはかんきわまりました(村
 田)
・小川さんと黒崎さんの2人が今は10数人、期待しています(清水)
・小川さんに良く、「すばらしい」って言われることで凄さを実感
 (青木)
・小川さんに会ったことが自分の転換期。最初の頃は、抵抗感があ
 った(滝音)
・“またかいやー”と思うことがあるが、当たり前のようになる(
 滝音)
・磯部さんはいろんな所に足を運ばれて意欲がある。全国の改革モ
 デルに(清水)
・磯部さんは好感度グーです(原)
・磯辺さんフォローアップ部隊の青木です。少しやわらかいところ
 を(青木)
・これまでの経験に起因する部分が多いのかもしれませんが、相手
 の良い所を見つけ、相手に響くように伝えることは、難しいこと
 だと感じています(村田)
□ありたい姿「身近の思いにありたい姿がある」
・村田さんの改革物語を夫婦で共有していることが素晴らしい(青
 木)
・村田夫婦でお互い高めあっている(坂本)
・夫婦一緒に共有できることをやりたいと思う(滝音)
・清水さんの業務改善はすごいですよ。改革者の知識を伝え、知識
 科学している(村田)
・清水さんは環境とか、エコとか、最先端を捉えている所に関心し
 ました(小川)
・清水さんは大人のすごい発想、廃材が材料になっている(原)
・清水さんはリサイクルではなく、収穫祭を提供している(近藤)
・近藤先生のように自分の成長を実感できるやり方を(坂本)
・小川さんののと七尾人間塾に私も参加してもらい成長した(原)
・小川さんのように自分事ができるように仕事を(磯辺)
・小川さんはフレンドリーの中に、緊張感(たまに振り回せるけ
 ど)自慢の上司(青木)
・小川さんのように自分事で、手助けできる部下に(青木)
・磯部さんには助言を頂き、お世話になりっぱなしで感謝しっぱな
 し(坂本)
・人間塾、皆、近藤先生との出会い。自分の誇りが保育であること
 がわかった。これは小川さんにも負けない部分。やったことは県
 で四画面を利用して発表。アンケートはYWTで作成。別の県の研
 修会のアンケートがYWTになり、思いが伝わった。改革実践者が
 語らうこういう場を大切にしたい(原)
・自慢して、褒めるというプロセスは、少し照れくさいプロセスの
 ような気がしましたが、一生懸命自慢して、一生懸命褒めている
 場では、お互いに多くの気づきと感動があることに気づきました
 (村田)
□なりたい姿「顧客の思いの4画面の実現支援」
・動機づけは目標と報酬をお互いに共有化すること(近藤)
・業務フロー改善と収穫祭(清水)
・清水さんの年間600件の提案、思っても出さないと実現しない、
 そこから革新的な発想が(坂本)
・近藤先生の未来防衛を実践したい(小川)
・近藤先生の4画面美術館のように4画面で自分の成長を(磯辺)
・近藤先生の4画面の赤は落ち込んだ時に、勇気立つ色。子供も色
 で診断する(原)
・小川さんは、部下に恵まれたと言ったが、私は、上司に恵まれた
 (滝音)
・磯部さんはまじめな職員、着実に向学心(小川)
・磯部さんはもうすこし、私の言うことも聞いてね♪(青木)
・磯部さんは、非常に丁寧。1人1件で磯辺さんの旗を(近藤)
・4月に小川チームにきた。夢から現実になり、物を考えながら実践
 。苦しんでいますふが、考える時間を作るための優先順位を(青
 木)
・小川チームでやったことは信じられないことにたくさんの良い経
 験と出会いをしている。良い経験と出会いを次につなげていきた
 い。全体像を見つめて仕事をしていきたい(坂本)
・伝統工業MOTの振り返り、自社の4画面活動(砂崎)
・ただ、それが相手の能力を何倍にも飛躍させるのであれば、この
 ような自慢大会はとても素晴らしい企画だと思いました(村田)
□実践する姿「思いの無意識の実践」
・夫婦コミュニケーション、話をする機会を大切に(小川)
・清水さんの一人毎月一件提案からの実用化、社員の思いを実現し
 ている(滝音)
・清水さんの話を聞いて、一職員一提案、市役所も提案制度の充実
 をしたい(磯部)
・見て、聴いて、習って、吸収。「習って」ができれば、大きく吸
 収できるでは(原)
・近藤先生のように無意識で改革実践できるように(滝音)
・近藤先生がいわれた無意識で動いていることを意識的に(青木)
・ゆっくりしていらない。近藤先生のようにつなぎつなぎのスピー
 ド(清水)
・小川さんのように先のことを考えて行動をできるように、いろん
 なところを盗んでいきたい(坂本)
・磯部さんはこれまでのように頑張ってください(滝音)
・視察が結構、七尾市に来るようになった。最初はいやだったが、
 “何故、七尾は元気なのか”と問われ、得意げにしゃべる自分が
 いることに気づいた。人間塾は、塾生だけなく、自分達も育つ。
 小川マジックの中で育ってきた。次は、私も。(滝音)
・四画面大会2009も改革自慢がベースで、皆様との交流がとても楽
 しみになってきました(村田)

■のと七尾人間塾もいよいよ、改革実践企業訪問と中間ゼミ、そし
て改革実践提案のファイナル・プレゼンテーションを残すだけにな
りました。来週の水曜日にいしかわMOTシンジケートの改革実践
モデル企業である松本機械さん、小松電子さんに、改革実践体験会
を行っていただきます。知識学習と現場学習で皆さんとの思いの交
流で改革実践提案が磨き上げられるとおもいます。北陸では先行し
て改革実践している企業が、現場体験の場の提供し、思いを刺激し
あう仕組みが出来てきました。これも北陸を元気にしたいという思
いの共有からですね。すばらしいことです。今回の五講で、改革実
践提案書の進行状況をチェックしてみましたが、佐々波鰤網の皆さ
んは手書きでしたが、トップレベルでした。きっと先輩の塾生が4
期生を指導されたのではないかと思います。ありがとうございます
。(近藤)