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JAIST 第11回知識科学シンポジウムより

●「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。 
http://www.success-poem.com/book.htm

■昨日、日曜日は東京で第11回知識科学シンポジウムがおこなわ
れました。JAISTの片山学長・国藤研究科長のご挨拶に始まり
、講演・記念講演・パネルディスカッション等、JAIST内外の
それぞれの分野の先端を走っている先生方による知識科学のありた
い姿のスピーチとQ&Aがおこなわれました。多様な専門分野から
の知識科学のありたい姿・なりたい姿の討議には刺激を受けました
。専門的なことで理解できない事もありましたが、毎日の改革実践
に参考になる気づきをいただきました。それぞれの先生方のありた
い姿・なりたい姿の中から、刺激を受けた言葉・知識や、私が感じ
た「5・7・5の革新句」をご報告いたします。夜はJAIST知
識科学研究科の修了生の会がおこなわれました。それぞれの分野で
ご活躍され、経験をつんでいるナレッジ・プロフェッショナルの広
場になりました。ナレッジ・プロフェッショナルは技術力と人間力
の二刀流の改革実践人材と考えています。今後さらに広がると面白
いですね。ありがとうございました。(近藤)
●「知創造 ありたい姿 追求す」   ありたい姿
■第11回JAIST 知識科学研究科シンポジウムより
●片山学長
・JAISTは情報科学研究科・マテリアルサイエンス研究科・知
 識科学研究科より構成され、先端科学技術を先導する人材を輩出
 する経験を蓄積してきた
・教育・研究・社会貢献の面で、それぞれの卒業生・教官・学生が
 活躍している
・今後、それぞれの研究分野で日本および世界のリーダー的存在を
 目指している
・「教育と 研究、世界に 貢献す」   ありたい姿
●国藤研究科長
・知識科学研究科が創設されて11年目を迎える
・知識社会を先導する多くの人材を輩出してきた
・現代は知識社会で知識産業は全産業の66%にもなる
・知識科学は社会知識領域、知識メディア領域、システム知識領域
 の3領域で構成される
・意欲のある学生を集めて問題発見・問題解決ができる知識人材を
 育成・輩出し、知識社会の進化に貢献している
・「人材と 知識産業 育成す」   なりたい姿 
●藤波先生
・子供がお年寄りのために劇をして、小学校でお年寄りと子供の交
 流の場を創っている
・子供達が議論してシナリオを作って演じて、喜びを経験する
・子供も想像性豊かで歌をつくりダンスをしたりする
・今後の課題は、さらに言葉が話せない人との交流を研究すること
 であり、民謡大会を考えている
・私は身体知の研究の一貫で三味線をやっている
・明治になるまで津軽三味線は存在しなかった
・教えがあって、師匠と同じやり方をしてはだめという伝統がある
・伝統にたちつつも同じことはするな、新しい面白いことをやろう
 という点がすばらしい
・こういう創造の心を子供に教え込んでいきたい
・「子供達 ご老人と 劇をする」   現状の姿  
●橋本先生
・言語進化と創造性のお話をしたい
・他の動物もコミュニケーションするが言葉は人間だけ
・知識科学は知識はどんな構造をしているか、どのように創造され
 て変化するか
・人間は言語を話す動物で、人間のみの特性
・最初の言語は現在ほど複雑で無かった、どうして今のようになっ
 てきたのか
・能力の生物進化と知識の文化進化です
・人間社会の知識とそれをつくる能力がどう進化したか
・知識科学の構造は能力進化と文化進化です
・文の新しい解釈と文にそって現実を作るのふたつがある
・「人間は 言葉を使う 動物や」   現状の姿  
●伊藤先生
・文化人類学と創造性、想像力による創造性について話す
・別な世界の営みを描くことが創造性に繋がる
・現場への想像力が創造性を生み出す
・アイヌとマイヌの現場調査をしているが、2年間、現地にはいっ
 て生活しながら調査
・文化人類学者は現地調査をやらないと人類学者でない
・科学の多様性に興味を持っている
・文化人類学が創造性にどう貢献するか
・現場の人々がどういう風に創造性を発揮しているか
・時間の流れを否定、変化の中にあるものを見ない
・人類学者は現場に必要に迫り、現場のリアリティに対する想像力
 を大切にする
・見慣れないものに驚きを感じないで、見慣れたもの中に驚きを感
 じる
・見慣れないものに驚くのは普通の人で、人類学者は見慣れたもの
 に驚く。
・「人類学 みなれたものに 驚きを」   現状の姿 
●池谷先生
・脳の中の海馬の研究をしており、脳からみたアイディアと創造性
 について話す
・脳は意識と無意識があるが、ほとんどは無意識である
・意識する自分だけではとんでもないミスをする
・ゴルフのパットは脳の活動を見ていると予測できる
・ナゼ人は失敗するのか、脳の活動から予測した
・神経は揺らいでおり、入力+揺らぎ=出力である
・私達は自由意志がなく、しかし自由否定がある
・私達は自由否定をしており、アイディアを絞る
・否定するしかなく、そういう心の構造になっている
・揺らぎは無秩序でない
・やる気は脳の何処で生まれるか、分かっています
・線条体で直感を生む場所です
・周りが応援する事でやる気は高まります
・直感とヒラメキは違うもので、ふと思いつくのは直感で、直感は
 理由は分からないが、ひらめきは理由が分かる
・脳は我々が睡眠しているときも働いている。睡眠は脳の中を整理
 しており、ヒラメキは寝て待てばよい
・線条体は古典的には、やり方を記憶する場所で身体が覚えてくれ
 る場所です
・身体をつかさどる線条体が直感をつかさどる
・直感は線条体からで、繰り返しの訓練で身につく
・将棋の羽生さんは天才というが、くりかえしで直感を訓練で身に
 つけてきた
・訓練された脳は、無意識で脳が動いて、応えを出してくれる。是
 が直感でセンスです
・文章のセンス、料理のセンスなどは努力の賜物
・概念のない直感は盲目であり、訓練のない直感はでたらめ
・線条体はベテランでも成長し、経験が摘んだ脳ほど直観力がさえ
 ている
・ベテランは直感を鍛え、若い人はひらめきです
・ひらめきは資料を集めて論理的に展開する、ひらめきは重要です
 が時間がかかる
・直感が線条体で働いており、経験がそこで育成される
「ヒラメキと 直感つかい 創造を」    なりたい姿 
●梅本先生
・野中理論をベースに、いろいろな新コンセプトモデルが創造され
 ている
・場のモデル、リーダシップ、コンサルティングサイエンス、人間
 力、4画面思考、知識科学を基盤にしたMOT、サービスサイエ
 ンス・・・
・石川県企業や地域の改革実践にも貢献している
・私はSECIモデルの問題点を解決するために、EASIモデル
 、ソフィア、知の3Pモデルなどを提唱している
・3Pモデルはプロダクト・プロセス・パワーである
・知とは行為であり、人間力が重要
・ビジネスにおけるKMは知的財産マネジメント、研究開発マネジ
 メント、異文化知識経営などがある
・ビジネス以外のKMは地域、NPO、医療福祉、教育、漁業、農
 業などの分野も暗黙知が多い分野
・新しい分野への挑戦としては、プロジェクトマネジメント、サー
 ビスサイエンスなどもある
・知識科学は研究方法と研究対象と2つの見かたがある
・「プロダクト プロセス・パワーの 3Pや」   実践する姿 
●永田先生
・JAISTのMOTは亀岡先生の構想から始まった
・2003年に東京で立ち上げ、GATICを取りこまれた
・さらにサービスサイエンスの教育コンテンツをMOTに取り込ん
 だ
・亀岡先生は数年、先駆けて実現されてきた貢献は大きい
・新規性は少ないかもしれないが、教育ニーズは創造してきた
・亀岡先生はいろいろな問題を克服されて今の形を作られた
・さらに何をやろうとされていたか
・サービスサイエンスにしてもロードマップにしても、日本的にす
 るにはどうするかということではないか
・知識科学を基盤にした日本発の技術経営コンセプトではなかった
 のではないだろうか
・「MOT 知識科学を 基盤とし」   実践する姿
●櫻井先生
・知識の定義を再考しよう
・知識科学に関係して喜んでおり、時代にあわせて発展してきた
・金融バブル崩壊後、変わるかな・・・
・これからの知識を考えてみたい
・知識とは立派なものと、そこいらに転がっている知識がある
・繋がっている空気のような物もある
・雑学として知識、空気のような知識、しごとの知識、おばあち
 ゃんの知恵、テレビの知識、失敗集、成功集・・・
・若者は知識がなくなったという
・知識倉庫は一杯になっている
・広がるスピードは無限大で、大衆自身が知識化している
・知識科学研究科は高級のものだけでなく、空気もやってみること
 だ
・なぜ人間は知識を好むのか
・人間は知恵をもっており、遊ぶことを好んでいる
・こういうことも研究対象で面白く、知識科学研究科も変わってい
 く
・「そこいらに 転がっている 知識とは」   現状の姿 
●下嶋先生
・学としての知識、知識の概念、最近の知識の哲学にふれたい
・また知識創造研究の将来を捉えなおしてみたい
・「知る」とはどういうことか
・知識創造研究の将来を真面目に考える
・知識プロセスを研究
・プロセスを研究しないといけない
・知識創造研究は単に異分野研究でなく、学しての知識創造は可能
 である
「学として 知識科学は 存在す」   ありたい姿  
●吉田先生
・知識創造の正当化と正当性
・初期の知識科学は形式知に貢献した
・知識は個人が作るものである
・経営は個人と組織のなりあいです
・サーモンは組織は行動パターンといった
・命題が真であることが期待する
「知ってる 形式知の 貢献や」   ありたい姿   
●杉山先生
・知識科学へのアプローチ;知識プロセス分析について話したい
・知識科学は何処まできたというメジャーがあるのか
・当初は知識科学棟に知識創造の場を造ろうと思った
・10年間やってみて、分散的に広がってきているが、コアーが見
 えてきている
・どんどん分離して、いろいろのドメインに出て行った
・発散と集中そして融合
・情報科学と知識科学を比較して考えてみる
・知識科学は基幹科学か、総合科学か、個別科学かはまだわからな
 い
・今後、知識科学のサイバネティクスを求めたい
「見えてきた 知識プロセス 分析が」   現状の姿   

■講演を聴きながら、私にとっての知識科学とは、「よい経験をし
て、よい知識にして、他の良い知識と結びつけて、更に良い経験を
すること」といったイメージが私の脳の中で芽生えてきました。そ
して、まずやることは、「自分自身の知識創造プロセス」を持つこ
とと思いました。具体的には私の場合は、ありたい姿・なりたい姿
を大切にする4画面思考・YWT・改革実践になります。知識科学
の面白さは自分自身を実験台にする事ができることです。我々が、
日々努力して無意識に実践している人間力の向上や改革実践の暗黙
知を形式知にするヒントをたくさんいただきました。また、修了生
の皆さんとも、ひさしぶりにお会いすることが出来ました。ありが
とうございました。(近藤)

■椋さんが、昨年に続いて、手話ソングをOB会でご披露されまし
た。次の京都の四季の会で椋さんが、手話ソングをご披露していた
だけることになっていますが、手話で歌が歌えてコミュニケーショ
ンできるのですね。言葉を使ったコミュニケーションや知識創造は
可能ですが、手話ソングでもコミュニケーションや知識創造が出来
るのです。今井さんからも、激励のコメントをいただきました。そ
れぞれの人が、自分なりのありたい姿の芽・なりたい姿を持って、
実践する努力を日々継続する事はすばらしいことです。今井さんの
コメントにあるように、日々の実践で、ありたい姿・なりたい姿の
直感やヒラメキが、ありありと育っていくのですね。ありがとうご
ざいます。(近藤)
●「来年も 手話で歌って くださいと」   現状の姿
■今井さん
お疲れ様です。
昨日のOB会に出演をしてきました。今回も手話ソングを披露の経
験をしてきました。嬉しかったのは、出演されていたダイアログク
ワイアの方が、前で歌っている私の手話を見て感動したと言ってく
ださったことです。
TAEKOさんは私の前で歌われていたので、分らないけれど、後でDVD
を見ますっていってくださいました。
それと来年のコンサートにも手話で歌ってくださいって言ってくだ
さいました。びっくりです。大役を仰せつかりました。
本当かどうかは分りませんが、もし実現したらすごいことですね!!
11月1日 ひまわりフェスタ
11月8日 大分車いすマラソン前夜祭
とイベントがあり、「手話をもっと広めていけたらいいなぁ」と思
っています。
では、また。 椋 良子

●「手話ソング 広めることが できたなら」   ありたい姿
■椋さん cc:近藤先生 
よかったですね。
おそらく多くの人たちが、椋さんの手話ソングに感動されていると思
います。これからの大きな生きがいになりそうですね。
手話ソングを日本中に広めることが「ありたい姿」の芽ですね。
そして、来年の手話ソングの実現は、椋さんならではの「なりたい姿
」ですよね。
MBI研究所 今井雄二