「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」、第二巻「元気の
出る俳句」に続いて、第三巻「改革の輪」が発刊されました。「成
功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより可能です。
http://www.success-poem.com/book.htm
■先週はJAISTの9月卒業生の最終審査でした。昨日は東京M
OTコースの社会人学生の皆さんの最終審査が東京で行われました
。皆さん社会人でビジネスをされながら、大学院で研究されました
。知識科学とMOTを学ばれて、ご自分のしごとを知識科学されて
皆さんすばらしい研究成果でした。今後の職場での改革実践に活用
されて企業と社会を元気にしていただけると期待しています。みな
さん、ご苦労さまでした。
また、月曜日にはJAISTで近藤研の武田さんの最終審査があり
ました。武田さんの研究テーマは「知識混合による社会的事業の創
発・進化プロセス」の研究です。徳島県の上勝町の社会起業家の横
石さんの株いろどりの事例研究です。60歳以上のご老人でも年収
600万以上の収入をつくられ、皆さん生き生きとしごとと生活に
取り組んでおられます。人口2000人の町に見学者が3000人
こられ、あたらしい地域化活性化のモデルです。われわれも企業と
社会を元気にする社会起業活動を行っているだけに興味のあるすば
らしい研究でした。私の研究指導方針は、自分の改革モデルを発見
する事です。研究をとおして自分の改革モデルを発見できれば、し
ごとを通じての、改革実践の成功確率を向上する事ができます。武
田さんは知識混合モデルを仮説検証しました。ミラノの高達さんと
も交流されていました。10月からは経営コンサルタントとして活
躍されましが、是も皆さんのご支援のおかけです。ありがとうござ
いました。(近藤)
●「修了す 社会起業家 研究を」 現状の姿
■近藤先生 JAIST知識科学研究科M2の武田です。
私は「知識混合による社会的事業の創発・進化プロセス」の研究を
させていただきました。最終審査までのご指導ありがとうございま
した。おかげ様で無事発表を終えることができました。私は社会起
業活動に関心があり、JAISTでも学生社会起業家活動も創出さ
せていただきました。今回の研究は個人的にもうるものが有り,自
分の改革実践モデルが発見できたような気がします。今回の研究を
生かして10月からは人事系のコンサルティングファームで経営コ
ンタントとして改革実践に取り組みます。JAISTや北陸企業や
七尾市の皆さんにもお世話になりましたが、今後は社会に出て、仮
説検証含め実践していきたいと思います。9月は10日間ほどイン
ドネシアにいって最後の大学院生活を楽しんできます。今後とも改
革実践のご指導を宜しくお願い申し上げます。発表資料を添付いた
しますのでよろしくお願いします。
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 近藤研究室
M2 武田康裕 E-Mail:YasuYasu@jaist.ac.jp
□テーマ:「知識混合による社会的事業の創発・進化プロセス」
□論文講成
1. 序論
1.1 研究の背景
1.2 研究の目的とリサーチ・クエスチョン
1.3 研究の意義
1.4 研究の方法
2. 先行研究レビュー
2.1 社会的企業
2.2 社会起業家
2.3 ソーシャル・イノベーション
2.4 ソーシャル・キャピタル
2.5 知識経営
2.6 SCと知識・社会起業家
2.7 仮説
3. 事例研究
3.1 事例の選定
3.2 株式会社いろどり
4. 結論
4.1 リサーチ・クエスチョンの回答
4.2 理論的含意
4.3 実務的含意
4.4 将来研究への示唆
□結論
MRQ:社会的事業はどのように創発・進化するのか?
・外部人材の社会起業家が中心となることで、組織内部と外
部の視点から課題の発見と問題意識を強く感じる
・社会起業家は個人的ではなく社会的課題の解決という社会
的なコンセプトを掲げ続けることで、いずれかは共感者
が現れ、その共感がさらに連鎖
・連鎖していく過程で小さなSCが大きなSCへと変化し、社会
的事業は拡大し社会的課題の解決へとつながっていく。
・最終的には課題の解決だけではなく、社会の今までの知識
や価値観の突破、再構築が起きていく
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 近藤研究室
M2 武田康裕 E-Mail:YasuYasu@jaist.ac.jp
■バローレ総研の勝さんからバローレ通信「ありたい姿とバローレ
」をいただきました。ありたい姿のバローレは大小ではなくユニー
クで明確であれば良いのですね。量を追求するのでなく質を追及す
ればよい。あらためて気づかされました。この気づきで企業や社会
の皆さんと4画面を描いて実践していく活動を我々はやっているの
ですね。ありたい姿のバローレだけでなく、現状の姿・なりたい姿
・実践する姿、さらには自分ごとや改革の輪にもバローレを持つこ
とが大切です。いつも今井さんが言われているように、ありたい姿
のバローレを顧客や社会が感じるように伝えるしごとは意味があり
ますね。(近藤)
●「ありたいの バローレ伝える 手伝いを」 実践する姿
■『バローレ通信 vol.073 2007/08/29
1.今週の出来事 :ツールの便利さを引き出す
大阪の親戚が経営している会社からホームページの作成を依頼され
ました。自動車教習所や警察、自動車メーカーの運転指導員など、
プロ向けのウェアを製造・販売している会社です。 毎日着る上に
安全も考えなくてはいけないので、こまごまとしたオーダーに対応
しなければならず、大手はコストが合わず、手を出さないのだそう
です。
ホームページの目的、成果の計測など、通常のコンサルティングと
同じようにインタビューして、約1ヶ月で完成しました。 主に商
品説明を主力にしているので、素材感がわかりやすいとか、情報の
更新を頻繁になどの要望がメインでした。 そこで今回は更新が容
易なBLOGツールのWordPressというアプリケーションを使いました
。裏はBLOGながら、見た感じは全くわかりません。 便利になりま
した。 こうしたツールの便利さをまだまだ使いきれずにいるのだ
なと実感しました。
2.今週のバローレ探求: ありたい姿とバローレ
辻堂にカサイ珈琲というおいしい珈琲屋さんがあります。 ご主人
はブラジルなどに直接豆を買い付けに行くこだわりの方です。 と
てもおいしいコーヒーをいただくことができます。
世界43カ国(2008年2月現在)に店舗を展開するスターバックス
というコーヒー・チェーンがあります。 スターバックスのおかげ
で、世界中どこでもおいしいコーヒーが飲めるようになりました。
スターバックス自身だけでなく、コーヒーの美味しさの普及や、サ
ービス業の形態としての提案は素晴らしいものがあります。
あるコンサルタントの方が、日本は世界的なブランドが少ない。
地方のブランドに留まらず、世界にドンドン出るべきで、その手伝
いをしたい、ということをおしゃっていました。
私は、彼の意見に反対しました。 世界的に商圏を広げることが目
標であればよいけども、そうでない場合もあります。 皆が同じ「
ありたい姿」を描いている訳ではありません。 それぞれが異なる
「ありたい姿」をもって日々の活動をしています。 この地域の人
たちと暮らしながら美味しいコーヒーを届けたいという「ありたい
姿」に商圏の拡大は必須ではありません。
私たちは「ありたい姿」に共感し、個々のバローレを感じるのであ
って、サイズの問題ではないのです。 「ありたい姿」への到達は
、どちらの場合も容易ではなく、苦労は多いのです。 むしろ「あ
りたい姿」が伝わってこない企業に対して「ありたい姿」を伝える
手伝いの方が重要です。
北海道のニセコがオーストラリアの方々に人気で、オーストラリア
資本が入ってきているそうです。 それも、まさに「ありたい姿」
の差です。 同じ土地を見て、どんな空間にしていきたいかのプラ
ンを描き、動き出したからこそ、わざわざ北海道まで観光客が来る
のです。 物が目の前にあってもありたい姿の差で結果が異なって
きます。
サイズの大小でなく、「ありたい姿」のユニークさと明確さで企業
を評価してみてはいかがでしょうか。
勝眞一郎 info@valore-soken.com
http://www.valore-soken.