■勝さんは「バローレ総研」を設立し、「バローレ通信」を通じて
、バローレの高い情報発信と情報受信を目指されて一年になります
。一周年を記念して「バローレは移ろいやすい」をいただきました
。勝さんが言われるように、ありたい姿やバローレは固定したもの
ではありません。「今、ここ」に存在するものであり、その時間・
空間・人間でつねに感じていないと4画面の感性や電気が消えるこ
とになるのでしょうね。「成功の宣言文」も皆さんの気づきやコメ
ントで私達も気づきをいただいています。「さらなるバローレ」を
求めて、二周年目を期待しています。(近藤)
●「今ここに バローレあるか 問いかける」 ありたい姿
■バローレ通信 VOL48 「バローレは移ろいやすい」
2.今週のバローレ探求 :『バローレは移ろいやすい』
社会的貢献価値であるバローレは、時間と共に社会の側との関係性
で評価が変わってくることがあります。 今の時点で「バローレが
高い」と思われていたものが、相手側の環境が変わって「もう、バ
ローレが下がった」と言われる場合もあるのです。
そこで重要なのは、絶えず「バローレがあるか?」という問いを自
分から絶えず発するということです。 例えば、地域の教育に力を
入れていたとすると、教育を受けている人たちや、その周りのコミ
ュニティの人たちに、「今やっていることは、役に立っていると思
いますか? 今後も役に立つと思いますか?」
と問いかけることが、必要です。 なかなか感じているままを答え
てくれるかは難しいですが、問うということは、問いを発する側に
も、問いを受ける側にも大切なことだと思います。 バローレの高
い方々にお話を伺うと、多くの方が自分自身に「これでいいか?」
と自問自答されています。
このように、時間と共にバローレが変化してくるモノやコト、ある
いは人がありますが、他方、時間に左右されず、いつの時代でも一
定の評価を受けるものもあります。 これは、相当にバローレが高
いものであるので、とりあえず、私たちの日常に活かすことのでき
るバローレの考え方は、「移ろいやすいもの」であるという認識の
ほうが良く、いつも問い続けることが必要なのだと思います。
バローレ総研 勝眞太郎
■MBI研究所の今井さんの「存在価値開発プログラム」その14
「対応性」をご紹介をいたします。「知識開発」→「心の姿勢開発
」→「対応性の開発」です。「対応性」は、「今ここ」で、存在す
るものであり、時間・空間・人間で変化していくのでしょうね。今
井さんは、その場の、その時の相手の人との「個別の対応性」を大
事にされています。私も「企業の改革実践」を40年ほどさせてい
ただいていますので、その「企業特性」にあった解決策の重要性は
理解しています。個別の「直近の対抗性」を大事にしていると常に
いくつかは「新しい対応行動」が必要になります。勝さんはそれで
バローレは「移ろう」といわれているのでしょうね。私も最近は「
今ここ」における「直近の気づき」を大切にしています。(近藤)
●「新たなる 対応行動 求められ」 なりたい姿
■存在価値開発プログラム その14「対応性」
3つ目は、対応性です。
どんなに豊富な知識・技術を持っていても、どんなに前向きに取り
組む姿勢ができていても、どんな方向に、どんな成果を目指して、
どんなことをやって、どんな人達とどのように交流して…など、未
来に向かっての指標や行動の方向性に、ある程度の仮説がもてない
と、人は一歩も前には進めません。
対応性のベースとなっているのは、様々な知識・能力です。
今までの人生で多くのことを学び習得し、それらの知識を実際の日
常行動に活かすことでその人なりの能力が蓄えられていきます。持
ち味の異なる多くの人達と交流する力、交流の中で相手の意思・意
図を聴き取る力、自分の意見や考えを率直に、相手に分かりやすく
伝える力、問題や課題を発見する力、その問題や課題を解決するた
めの施策を創り出す力…これらはすべてその人・組織ならではの固
有の持ち味になっています。
その人・組織が持っている知識・技術と密接に関係しますが、同じ
知識・技術を持っているからといって同じ対応ができるわけではあ
りません。
対象が「物」で、過去に原因がある問題なら、ある程度のレベルま
では同じ対応で解決することは可能です。しかし、存在価値開発の
ように、対象が生き物で、未来に向けての課題を解決していくよう
なケースでは、人の数だけ、組織の数だけ異なった対応があってよ
いのです。
人は、様々な成功体験、失敗体験を蓄積して、今があります。知識
開発と心の開発に成功しても、この経験が分別に水を差したり、行
動選択への道を閉ざしてしまうことがあります。
つまり、過去の経験に照らし合わせて、ある程度、どう対応すれば
よいかのイメージが描けるかどうかで、自分の対応を決めてしまう
傾向が強いということです。
同じような経験を持っているとGoサインが出やすいが、未経験な
問題や課題には慎重になりがちです。楽天的な人は、過去の経験か
ら直感的に「なんとかなりそう」と安易な決断をするかも知れませ
ん。慎重過ぎる人は、より正確な判断をするための情報収集が必要
と考え、決断を先延ばするための努力をするかも知れません。
マインド・コントロールの法則に「社会的証明の原理」というのが
あります。「人は、他人が何を正しいと考えているかにもとづいて
、物事が正しいかどうかを判断しようとする」というもので、未経
験で咄嗟の判断に困るような状況になったとき、周りの人達の行動
を真似ようとするようです。
余談ですが、日本の企業には「経営戦略」というものがないと言わ
れていました。どこか一社が、新たな市場を見つけたり創り出すと
、我も我もとその市場に参入し、過当競争を繰り返しました。自分
が得意とする専門ジャンルでの問題・課題の解決に躊躇する人は、
そんなに多くはないと思います。
専門知識・専門技術を持っていることは大きな意味がありますが、
存在価値開発に取り組むということは、どこかで過去の延長線上に
はない行動が求められます。過去の成功体験を持ち出すことや、過
去の失敗体験を教訓にすることは良いことですが、大事なのは、こ
れからの未来に創出に向けて、新たな対応や行動を創り出していこ
うとする意欲です。
いきなり、今までの対応行動をすべて新たなものになどという乱暴
なことではありません。人には、安心で安定した行動が極めて重要
です。自分の、自部門の持ち味を活かした不易な行動を基盤として
、現状の対応行動の一部を新たな行動に変えるという勇気が必要な
のです。ここでも、周りの人達の協力や支援が大きな力になること
は間違いありません。MBI研究所 今井雄二
■本日は、第4期いしかわMOTスクールの16名のファイナルプ
レゼンテーションが行われます。16名の「改革実践提案」と交流
が金沢文化ホールで行われます。また多くの「改革の気づき」を共
有化できると思います。夜は、遠山研・近藤研の組織ダイナミクス
の同期会が金沢で開催されます。近藤研は一期生の同期会になり、
社会人になって3年目になる成長したOB・OGに会えるのが楽し
みです。MOTスクールで成長した社会人受講生や成長したOB・
OGにお会いして、私自身が「どんなバローレを感じるか」いまか
ら楽しみです。(近藤)