■「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」に続いて、第二巻
「元気の出る俳句」が発刊されています。「成功の宣言文」文庫の
購入は下記ブログより可能です。
http://www.success-poem.com/book.htm
■昨日,JMACの星野さんがJAISTにこられました。研究メ
ルマガの「改革仕掛け人」を出されておられ、「自治体経営改革実
践」の「第一人者」です。北海道から沖縄まで指導されておられる
そうです。一番先行しているのは星野さんが北川知事とやられた「
三重県」だそうで、改革実践が「仕組み」になっているようです。
今回は石川県県警の幹部研修が白山荘であったそうです。一時間ほ
ど最近の「改革実践」の課題について,JAISTで交流しました
が、下記のようなお互いの「気づき」を交流しました。私の「改革
実践知」である「4画面」を見てもらいました。「すごい」といわ
れていましたが一方、「人と人の交流」も大事といわれていました
。(星野・近藤)
●「改革の 実践知識 伝承す」 ありたい姿
■プロフェッショナル組織の改革実践知の創造
・企業や自治体のプロフェッショナル化が最大の課題である
・しかも、団塊の世代のプロフェッショナルがリタイヤーする中で
知識が空洞化するが、それを避けるための人材教育や知識移転が
大事である
・改革実践力のあるプロフェッショナルが身近に存在するとその周
辺メンバーは背中を見て育つことができる
・改革実践で成功するプロフェッショナルは共通項がある
・時代の変化を捉える先見性がある
・新しい事業を自分のコンセプトで創出できる
・しかも誰とでもつきあっていける柔軟性がある
・イノベーションは最初は亜流であるが粘り強く継続して主流に
していく
・粘り強く継続できる才能を持っている
・自分の社会的存在価値を基準にしてやりぬいている
・プロフェッショナルの育成やマネジメントにはいくつかの原則が
ありそうである
・集団天才
・MG一体
・さんずけ
・うちの課題(顧客と一体化)
・知識で理解するのみでなく実践することで体験することが大事
・単に○○力ではかるのでなく価値観やマインドが大事である
・人と人の交流による創造活動が大事である
・パワーポイントよりも模造紙で討議することが大事
・いろいろな知識があるが改革実践知識が大事である
・改革実践知識を俗人地や暗黙知でなく仕組みにしている企業が
持続的に成長する
・今回の交流でそれぞれの分野の改革実践者にあってインタビュ
ーすることが大事であると感じた。
・改革実践インタビューをして改革実践知識を蓄積していこう
・プロフェッショナルは「革新の広場」の組織化が大切です
■JAISTの中森研・井本さんの「伝統工芸」のご質問をイタ
リアの高達さんにご相談しました。早速、コメントをいただきま
した。日本に戻られた時に井本さんが相談できると良いですね。
ありがとうございます。(近藤)
●「未来見て 日本文化を 創り出す」 ありたい姿
■近藤さん 今はミラノです。
大崎さんや汪小芹さんなど、JAISTの貴方の教え子は意欲的
ですね。さて、私は今イタリアで開発関係を含む3社の現場に出
ています。当然イタリア人と他の国も含み、若手と共にです。中
国に生まれた汪小芹さんには、また特別な思いも湧きます。
さて、JAISTの井本綾さんの伝統工芸の研究は拝見しました
。日本の未来を考えた真摯の思いも感じます。イタリアも正に伝
統工芸の危機です。中国人とトルコ人等がイタリアの国内に住み
こみ、隣でのコピー・イミテーシションが実態です。
然し、この現実を憂いてのみいても仕方ありません。実は今JM
Aマネジメント・レビューの大和さんにイタリアの中小企業の実
態・困難さと反発をジアーナリストとして触れてもらう相談をし
てます。多分11月にはイタリアに来るでしょう。
私は9月27日着~10月12日発まで日本に行きます。但し、
右目の白内障の手術の為です。 ミラノ 高達
■京増さんから「かわら版NO1769」をいただきました。その
中から、野崎努さんの話が出ていました。なつかしく拝見させてい
ただきました。野崎さんとはJSTやJARECの技術移転に伴う
目利き人材の育成研修のプログラム開発や研修実践をさせていただ
きました。先日、私にもメールを頂き、成功の宣言文も再送させて
いただいております。大学で研究・教育体験をすることでいろいろ
の気づきをいただいております。私の今のテーマは学生や社会人の
「改革実践力」をどのようにして向上するかです。4画面思考の視
点からですが「改革実践知識」の学問体系を模索しております。そ
のうち、野崎さんとも体験交流したいと思います。(近藤)
●「教育は 基本科目を 最重視」 ありたい姿
■「かわら版NO.1769 三大学の教壇に立ち思ったこと」070911
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2007年8月24日の柏市民新聞に掲載された、元千葉大学客員
教授・理学博士・野崎努さんの「三大学の教壇に立ち思ったこと」
をご紹介します。N大学での「鉄鋼ビジネス論」を受講する大学院
生は、その70%が30~40歳の現役会社員で、企業定年後の方
も受講されていたそうです。
1.柏市民新聞掲載記事から 「三大学の教壇に立ち思ったこと」
2.近藤修司さんの成功の宣言文 「ひとつになる」他
3.藤野さんのメルマガから 「完璧な人の下では育たない」
4.まごまごじいじ 「孫が覚えた幼稚園の歌」
かわら版のバックナンバーは私のホームページからご覧頂けます。
京増弘志 PDB01260@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/kyomasu/
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1.柏市民新聞掲載記事から
■三大学の教壇に立ち思ったこと
今年度前期の講義を三大学で行った。C大学では大学院生を対象に
、ベンチャービジネス論として、産学連携や中小企業を活性化させ
る国の施策を中心に解説した。T大学では卒業して行く4年生を対
象に、理学部で学んだ物理化学が企業でどのように使われるかを、
具体的活用例を引用して講義し、理解度の確認のため宿題を課した
。C、T大学は既に数年間講義してきているが、C大学の講義には
今年はどうしたことか400名もの院生や学生が集まり、マンモス
講義は初めての経験であった。長年世話をして来た教授は良くぞこ
んなに集まったと、この講義が1回ごとに学外からの専門の先生を
招き、講義することが特徴であると、学生に知らしめたので多数が
集まったと自慢げであるが、私から見るとこのようなオムニバス講
義はまともな試験がないのに、単位が貰えるから集まったとしか思
えない。このような学問体系のない講義に単位を出すのではなく、
その学科で不可欠な講義を受講させ、厳しい試験を課すべきだと痛
感した。要するに、その学問を会得するためには必須の基本科目が
あるはずで、そのような基本科目こそ最重要視すべきというのが私
の率直な意見である。
今年はじめてN大学から、大学院の技術経営研究科(MOT)の教
育に協力して欲しいという依頼が来た。自らの勉強にもなることで
もあり、喜んで受託した。講義題目は「鉄鋼ビジネス論」であり、
最近の鉄鋼事情の好調さをもたらした理由や敵対的買収で世界を席
巻しているミタル製鉄※の動き、また気になるBRIC’s※の最
近動向を講義した。
この科目を受講する大学院生は、その70%が企業で働く30~4
0歳の現役会社員で、入学料と授業料を合わせて60万円強を支払
ってまで、再度教育を受けたいと大学に再投資して自らを鍛え、目
的意識を強く持った院生なのである。そのうちの3名はなんと私と
同じように、企業を定年後にまた大学の講義を聴きたいといって受
講されていた。
このように三大学でそれぞれ講義して思うことは親が授業料や教育
費を払っているときは、ごく一部を除き、己が欲する学問追及に真
摯という学生は少ないのではと思う。会社に入って時間がないのに
18時過ぎや土曜日を利用してまで学問したいという意欲は会社体
験して初めて学問体系の魅力に気付き、大学に回帰したものと思う
。ならばこのような学生をもっと受け入れて、かつ成果を挙げられ
るように、各大学はアフターケアのような制度を作ってみてはいか
がだろうか。学生時代には理解が出来なかった学問であっても、試
験があるから仕方がなく勉強したというところから、社会人となり
与えられた任務にはこの学問が必須であるといって再教育するほう
が効率は何倍も上がり、会社や国の発展のために成るのではなかろ
うか。
科学立国を目指すといって、 年に5兆円もの予算をばら撒くので
あれば、このような人材教育に金を使うことは有意義なことだと、
講義をしながら感じ入っていた。
※ミタル製鉄: 本社オランダ、粗鋼生産量で世界第一位。
※BRIC's: 新興途上国の、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russ
ia)、インド(India)、 中国(China)の4カ国の頭文字を取っ
た略称。