« 成功の宣言文 1691 机上では技がでず   実践する姿 | メイン | 成功の宣言文 1692 後任への引継ぎ   現状の姿 »

成功の宣言文メンバーからのメッセージ

■「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」に続いて、第二巻
「元気の出る俳句」が発刊されています。「成功の宣言文」文庫の
購入は下記ブログより可能です。
http://www.success-poem.com/book.htm

■守山さんの「机上では技がでず」に、清水さんから反応をいただ
きました。わたしも自分も想いや技術が言葉ではつたわらなかった
多くの改革体験を思い出しました。一緒に現場で実践を投して暗黙
知は伝えるのしかないのですね。自分でも自分の暗黙地に気づいて
いないのでしょうね。現場で相手がいると技がでてくる。現場で技
を出す体験の積み重ねが知識創造なのかもしれません。現場で技を
意識してみます。昨日はFMICの大岩さんたちと京都のグローバ
ル企業で、未来開発実践の全社発表会に参加させていただきました
。改革実践の場が再現されて、未来開発の技が交流され、感動体験
をさせていただきました。実践を通じて改革実践の暗黒知が創造さ
れるのですね。ありがとうございました。(近藤)
●「後任に 引き継ぐ悩み 理解して」   現状の姿
■守山 義之助様、近藤先生
はじめまして、元気の出る俳句愛読者の清水 充です。
[成功の宣言文 1691机上では技がでず 実践する]に共感致
しました。類似体験を紹介させて下さい。リクルーター業務引継ぎ
のことを思い出しました。骨子を文書にまとめることができました
が、ノウハウは上手く整理できませんでした。その局面に遭遇しな
いと、細かいニャンスが伝えにくいのです。後任は事務的能力に優
れていて、ノウハウをその場その場で口頭で伝授するのではなく、
きちんと整理して文書化するよう要求されたのです。私には事務能
力がやや欠けていることもあり、1年かけて現場で伝授するよう貫
いたのです。彼には不満が残ったと推察していますが、将来、彼の
後任への引継ぎの際、私の気持ちを理解してもらえるものと期待し
ています。清水充

●「暗黙知 実践通じ 見えてくる」   実践する姿
■清水充さま、 近藤さま
「成功の宣言文」への掲載ありがとうございました。
また、いつも校閲をしていただき、感謝いたしております。配信さ
れた文面をよみ、なるほど、こういうときは、このように書くと、
分かりやすい文章になるのだ。と、勉強させていただいております

さて、昨日、送信した後も思考がつづき、書き足したいことが出て
まいりました。本日、追伸いたします。
谷亮子、トップガン、トップセース等々プロの領域に達したものに
は互いに分かり合えるものがあります。「暗黙知の会得」の仕方で
す。トップガンを例にとりましょう。
膨大なマニュアルを覚え込むのは基礎です。トップガンの能力から
すれば、氷山の一角でしょう。後は、訓練と実戦で暗黙知を習得す
る。時間がかかります。
企業における暗黙知はどうでしょうか。
終身雇用制の時代には暗黙知を後輩に習得させることができました
。ところがこれが崩壊し、社員の流動性が高くなったことにより、
達人は後輩に暗黙知を習得させる時間的余裕がありません。暗黙知
の伝承はできず企業力は衰退の一途をたどります。国内で競争をし
ている限りには、相対的に状況は似ているので勝ち負けの問題は少
ないかもしれません。しかし、海外企業との競争となると暗黙知を
失った日本企業は、今までのように勝ち続けることはできません。
では、どうすればよいか!
このあたりを機会がありましたら、成功の宣言文の読者の方々と論
じあってみたいものです。 守山

■ミラノの高達さんやトリプルオフィスの江上さんから、宣言文の
内容はより、「異質の知の混合」が必要ではというコメントをいた
だきました。先月にミラノの高達さんより、「統合と混合との違い
とクリエーション」というリポートをいただいておりました。たし
かにイノベーションは「異種混合」がその基本特性であり、混合の
視点が抜けると意味がありませんね。皆さんといっしょに高達リポ
ートを学習させていただこうと思い、数回に分けてご紹介させてい
ただきます。みなさんと「混合の実践」が討議できればと思います
。高達さんにもメールでコメントをいただければと存じます。図表
が添付できないために、図表部分は文字でのお知らせになり申し訳
ありません。(近藤)
●「混合や 個の確立が 重要に」   現状の姿
■高達秋良リポート「混合の時代(1)」
M C D 標 題 「統合と混合との違いとクリエーション 」
追番  M03006 分類番号 M200 M052 頁 18
主キーワード 副キーワード 技術 デザイン 情報
イノベーション 時代 国際化 IT
はじめに:
MCD2994「多様化時代から混合時代」を更に深めた。これか
らの時代の基本的な要因自体が複雑になり、それらの混合が一層進
むと思うが、反面より個の確立が大切である。この特長をもった個
間の混合インターラクションからクリエートが生まれる。また個々
を結ぶネットワークからクリエートが起こる。これを「混合に時代
」として捉えた。 同じような見方のイタリアの学術論文をロベル
タさんに調べて頂いたので加えてある。
目次:
1 混合を考えるまでの時代の変化を確認する
2 統合時代の見方と混合時代の見方の変遷
(1)統合論の時代とは
(2)個々人の独立性と尊重の大事さ
(3)地方分権時代 小さい単位の自主性が大事
(4)ナノテクノロジー・分子生物学の時代
(5)独立した個体の扱い
3 混合時代の到来
(1)全体を構成する要素の変化
(2)統合と混合の基本の違い
4 混合時代とインターラクションのクリエーション
(1)混合に注目したきっかけ
(2)異質の意識的な混合インターラクションのクリエーション
5 混合時代のネットワーク 網目状のクリエーション
(1)統合時代と混合時代の表の表現からみた違い
(2)KJ法とは何であった
(3)混合時代の情報・空間の混合 ITとクリエーション
(4)Web2.0
(5)混合時代の個と集団
JMAC Management Consulting Data 2007年7月1日作成
氏名: 高達 秋良

1 混合を考えるまでの時代の変化を確認する
MCD2994「多様化時代から混合時代へ」では、まずまさに戦後の物
不足時代から、物が充足あふれてそれぞれの好みを主張する時代、
いわゆる多様化時代についてかなり詳しく説明してから、混合時代
へと時代の変化を展望することを捉えたが、多様化時代は1990年代
ごろまでで、以降は今までを考えると混合時代に入る変化期とも捉
えることができる。そこで、その時期から今日までの高達自身の思
考の変化を確認する為に、まず高達が書いた主要MCDの題名など
から表1を作成してみた。
表1 1990年頃~2007年高達の思考の変化関連表
年月 MCD No 標 題 特 徴 補 足
1987/10 1392 住み分け社会のヨーロッパ 個の独立重視 日本は集
 団
1988/ 3 移住 JMAC/CONSIDI設立 異文化組織統合 ミラノニ住む
1988/10 1563 ヨーロッパEC市場統合 EU統合重視 バブル入り
1995/11 会議 環境マネジメントJMA会議 イタリア人と参加 社会と企
 業
1988/ 1 2818 ECO マネジメント 環境課題提案 社会と企業
2000/ 8 2869 統合の時代 多様化対策意識 失10年時代
2001/ 7 2889 時代と共に変わらない価値変わる価値 ハードの基
 本 は変わらぬソフト注意
2002/10 2879 New NBP 技術/社会/芸術の接点注視 3軸論
2003/11 2904 ストラテジック・デザイン 芸術との接点 創造の
 驚き
2003/ 4 図書 環境経営への挑戦 日本 社会との接点 経産省評価
2003/ 5 2911 日本のイノベーション 技術革新3軸論 ミラノ發表
2004/ 4 図書 EcoEco Management イタリア社会との接点 環境省評価
2005/12 2977 Interaction Designとは 芸術との接点 クリエーシ
 ョン JMACRDE大会で發表
2007/1 2994 多様化時代から混合時代へ クリエーションの基本の
変化論 試論研究時代
まずこの時代(1990年~2007年)は、20世紀から21世紀に変わる時
代(ヨ-ロッパ文化圏ではミリヤールデイ1000年期の変化という)
で、国際的には共産主義社会が破綻して東西の対立から資本主義に
なりながら、一方では従来のアジア・ヨーロッパの経済後進国の産
業振興が始まる時期で、ヨーロッパはECからEUになり、着実に参加
国が増加しながら、経済も成功しながら新しい国際的な結合が進ん
だ時代である。日本は1988年頃から所謂バブル経済に踊り上がり2
・3年で破綻し、失われた12年ながら、周辺国の経済の発展に寄与
する側面もあった。日本経済も2002年頃から漸く経済が立ち直る時
期に入った。要するに時代が大きく変わる時期である。
(高達秋良リポート「混合の時代1」)