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成功の宣言文メンバーからのメッセージ

■「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」に続いて、第二巻
「元気の出る俳句」が発刊されています。「成功の宣言文」文庫の
購入は下記ブログより可能です。
http://www.success-poem.com/book.htm

■京増さんから「かわら版NO1755」をいただきました。京増
さんは「かわら版」やコンサルで「ソーシャル・イノベーション」
を語り続けている実践者です。その中から富士通総研の根津専務の
お話をご紹介いたします。根津専務は経営者が解決すべき課題を提
示していただいています。製造業がサービス化していますが、一方
サービス業も製造業化していると思います。IT産業もコンサルも
製造業化が必要なのでしょうね。JAISTや私も今後、伝統工芸
の研究をしていきますが、今後、モノづくりの日本独自の新視点が
発見できると思います。(近藤)
●「経営者 解決すべき 課題とは」   現状の姿
■「かわら版NO.1755 企業経営の将来」070724
かわら版のバックナンバーは、私のホームページからご覧頂けます
。京増弘志
PDB01260@nifty.com  http://homepage3.nifty.com/kyomasu/
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■富士通総研の根津専務講演より
経営者が理解すべき日本経済、十の謎と企業経営の将来
~通用しなくなった経済の常識~
根津専務は、1948年東京都生まれ、東京大学卒業後、通商産業
省入省、ハーバードビジネススクール卒業(MBA)、通商政策局
審議官(通商交渉担当)、OECD科学技術通商局長等を歴任、現
在は株式会社富士通総研の専務取締役をされています。
「経営者が理解すべき日本経済、十の謎」
・かくも長期にわたり好況が続くのはなぜか。
・デフレにも拘わらず企業収益が改善したのはなぜか。
・なぜ、黒字にも拘わらず円安になるのか。
・労働市場は逼迫しているにも拘わらず、賃金は上がらないのはな
 ぜか。
・日本は自動車や鉄は強いのに、ITでは非力なのはなぜか。
・なぜ、好況なのに金利はあがらないのか。
・M&Aは経営者にとって何を意味するのか。
・なぜ、企業は財蓄セクター化したのか。
・自己資本比率は本当に高い方が良いのか。
・日本の資本主義は本当に欧米と異なるのか。
日本、世界経済は戦後最長の景気拡大が進行中である。インフレの
懸念はなく、低金利であり、企業経営にとっては最高の環境である
。今後の世界の経済成長は、GDP成長率で見ると、中国、インド
が10%、米国は3%、日本とヨーロッパ2%、成長のチャンスは
海外にある。
輸出のGDPは、2006年、16%であり、市場は海外にしかな
い状況で、輸出依存度が高まっている。中国は米国へアグレッシブ
な輸出をしており、日本は、その陰的な存在である。輸出主導型で
63ヶ月の好況という景気回復を果たしたが、グローバル企業と内
需依存型企業の格差が拡大している。
景気循環が無くなる事はないが、景気後退のリスクは常にあり、景
気の修復は必ず起こる。海外で何が起こるか、その要因を国内以上
に見るべきである。特に米国には要注意である。
円のレートは、2000年から7年間減り続けている。異常な円安
が続いているが、これは異常であり、あたり前のことではない。
米国の景気後退や円安の修正などリスク要因が高まっており、今年
に入ってからの日本の株価の低迷はその反映である。安倍内閣の経
済政策、政治的力量の不安感もある。
21世紀に入って日本国内で高い成長を遂げたのは自動車、素材、
工作機械など成熟産業である。IT、バイオなどのハイテクは低迷
、米国とは逆の傾向。イノベーションシステム、ベンチャー、産学
連携などにも問題がある。
ものづくりをおろそかにし、ものづくりからの脱皮が遅れたから日
本は駄目になったという議論があるが、真実はその中間にある。
人口減少、高齢化が進む中で産業構造の変革、企業の集約化が遅れ
た産業の再編生が不可避である。
破壊的な技術革新とは、新しい技術の登場によって、レガシーな技
術が無用になってしまうことである。例えば、公衆回線の電話がイ
ンターネットに、交換機がルータに、そして大型コンピュータがパ
ソコンに役割が交代した、などである。
モジュール型生産方式とは、今までの統合一体型生産方式とは異な
り、各部品はインターフェイスのみが統一されており、独立して設
計・製造を可能にする方式である。
講演後、懇親会でのトップの方々とのお話で、内部統制、セキュリ
ティ、災害対策の重要性と同時に、顧客情報の分析と活用による新
規ビジネスモデルの構築の重要性について意見交換しました。最近
の地域ブランド調査によると、1位が札幌、2位が京都、3位が横
浜ですが、横浜が本社の富士通ワイエフシーが、今後、異業種との
連携による地域特化のサービスメニューの開発、ITとウエブの活
用など、地域のASPセンターとしての新たな役割について、提案
していきたいと思っております。
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■近藤修司さんの成功の宣言文です。
近藤さんはJAIST から人間力を高め、日本の企業を元気にするため
に「成功の宣言文」を研究・発信されています。
□イメージで感覚が (ありたい姿)
革新図面で革新感覚を思い出す。改革実践は現実の感覚とイメージ
が一致していないといけない。改革イメージの追及を日常業務で実
践していく。その改革イメージで、かってなかった感覚が研ぎ澄ま
されていく。
□元気に凛と  (ありたい姿)
元気に凛と生きることが大切です。元気とは面白く逞しく凛と生き
る知恵とパワーです。元気は心技体というが、三つの元気がある。
心の元気力、技の元気力、体の元気力です。一番大切で元気なのは
人間の心である。
□繊細で計算つくす (現状の姿)
アーティストは繊細で計算つくされた表現を競い合っている。お互
いの表現の競い合いは嫉妬を感じるほどです。人と違うオリジナル
な繊細な表現をしたい。ベネチアの職人も執念があり、長い間、世
界の人をとりこにしている。ベネチアには資源はなく、人間の意志
以外には何もないという。
□特徴を持った状態に  (なりたい姿)
改革は現状をどう特徴を持った状態に変えるかである。それぞれの
人も企業も業界も社会も特徴を持った状態に変えることにより潜在
力が引き出される。コンサルや改革人材は特徴を持つ状態にするプ
ロである。それぞれの特徴は一緒に改革実践することによって見え
てくる。
□次世代MOT (ありたい姿)
「次世代MOT(技術経営)」の追求が求められています。コンピ
ート(競争)とは「ともに理想を追求する」ことです。「テクノプ
ロデューサー」「戦略ロードマップ」「サービスイノベーション」
など次世代のMOTを追求し、「理論と実践」で「変化の先に立つ
」のです。 以上

■今週で、JMA・いしかわMOTシンジケート・芳珠記念病院・
関ヶ原製作所・能美機器共同組合などの皆さんにご協力していただ
いたJAIST本校での「MOT改革実践論」が終了します。学生
は課題リーポートを10回ほど提出してもらっていますが、最後の
課題リーポートは「私の改革実践力向上法」です。学生が自分の「
改革実践力」をどう変えたか楽しみです。近藤研にもM1が7名配
属されました。近藤研の特徴は「改革を実践するゼミ」ですので、
今年度は学生にも可能な限り、「改革実践活動」に入ってもらうつ
もりです。研究室では、「4画面」や「研究見える化」を学生が自
主的に始めております。ご関心のある方はJAIST近藤研を見学
に来てください。水曜日には石川県庁メンバーの「プロジェクトリ
ーダー能力向上研修」が自治研修センターで行われました。今回は
第4講座ですが、いよいよ「4画面」を活用して、改革実践提案活
動に入りました。近藤研の小林さんにアシスタントとして参加して
もらい、4画面ディスプレイを搬入し、4画面作成を支援してもら
っています。今年はプロジェクトリーダー研修も3期生ですが、本
日は2期生の3人の方に4画面のファイナル提案と「研修一年後の
姿」を発表していただきました。私も皆さんの「実践マインド」に
感動いたしました。皆さん、いろいろ工夫して、ファイナル提案を
実践されようとしています。また上司の方がファイナルに出席して
いただいておりますので、実践に際してご支援もあったようです。
「プロジェクトリーダー能力向上研修」も、「北陸モデル」の特徴
である「改革実践型」になっていくと思います。これで、「産学診
官NPO」の5軸連携の輪がさらに広がっていきます。(近藤)