■「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」に続いて、第二巻
「元気の出る俳句」が発刊されています。「成功の宣言文」文庫の
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■JAISTの汪小芹さんからメルマガ『見える化通信』 VOL0
14をいただきました。今回は「見える化で感性を高める」がテーマ
で関ヶ原製作所「進化する経営」の講義での感動体験の見える化で
す。また、MBI研究所の今井さんからも「人の行動の変化」の見
える化が大切というコメントをいただきました。(近藤)
●「見える化は 感性高める 道具なり」 ありたい姿
■ 一、今週の「見える化」: 「見える化」で感性を高める
今週の実践活動で、心に強く刻んでいたのは「感性・感動」という
言葉でした。関ヶ原の成功に導くまでの過程を詠んで、関ヶ原は「
感動」が生まれ場であると気づきました。
金曜日「MOT改革実践論」の授業で、関ヶ原製作所の矢橋会長が
近藤先生と対談の形式で講義して頂きました。ビデオの鑑賞と先生
達の対談で「進化する経営」を学習しました。
関ヶ原は80年代後半のプラザ合意後の急激な円高時代とその後バ
ブルが崩壊し、グローバル化の前に価格破壊や市場破壊の厳しい経
営状況に追い込まれた。関ヶ原はその貧しい中から価値創造の大切
さを学び、人間のような学習能力をもった革新し続ける企業づくり
への挑戦が始まり、学習企業への旅路を歩き始めました。今、関ヶ
原は学習企業づくりで事業や製品にはライフサイクルがあり、いず
れ廃れてしまうと学んで、理念経営のもとで常に進化しつづけるラ
イフサイクルのない経営を目指して、今現在「100企業」への道
を拓くことで、第三創業に取り込んでいるところです。
関ヶ原は、理論化・系統化された人材育成制度を整備し、社員の技
術力を高めと同時に、社員の感性・感動・気付きが生まれるために
、一般教養講座から哲学・倫理・社内留学・歴史書輪読会等を含め
る人間力覚醒研修会まで、多彩のイベントに取り込んでいます。
我々は今、研究している「見える化」は感性を高めることには効力
を発揮できるではないかと思いました。そして、土曜日には芳珠記
念病院で事業計画4画面の「見える化」について、討論いたしまし
た。まず、その事業計画四画面を各部署で「見える化」にすること
が第一歩だと思います。職員がその四画面を見るたび、ドキドキ感
やありたい姿・なりたい姿が頭の中にイメージできればよいと思い
ます。人間の潜在力を引き出すためにはイメージと感覚が大事で、
「イメージは知性から」生まれるし、「感覚は感性から」生まれる
と近藤先生にいつも教えて頂いています。事業計画4画面の見える
化で「イメージと感覚」を事前に仮説を持ちながら、毎日の業務を
通じて、知性と感性を研ぎ澄ましていくことができると思います。
PFUのオフサイトミーティングにも参加させていただくことにな
りましたが、「イメージと感覚」の見える化を追求してみます。
二.読者の交流コーナー
先週、「自分の思を盛り込み、「見える化」に取り込む」という話
題で発行しました。MBI研究所の今井様から株式会社本螺子製作
所のケースについてのコメントを頂きました。今週、ずっとメール
で交流させて頂いた株式会社本螺子製作所の取締役社長の本 裕一
様にお会えになって頂き、直接話し合いができて、嬉しく存じます
。ここで、今井様のお話を本さんをはじめ、皆さんに共有させて頂
きと思っております。
記
株式会社本螺子製作所の「見える化」活動がスタートしたばかりの
ようで、これからが楽しみですね。
「見える化」だけではないですが、改善や改革活動を立ち上げると
きは、その組織全体でとか、メンバー全員一緒になどと力まない方
が良いですね。最初は、10人のうち1人でも賛同してくれれば良
しとするという考え方が重要です。これは、故鈴江先生から教えら
れたことです。1人が2人になり、2人が3人になれば、改革が、
一気に大きな流れとなって進んでいきます。
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北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科博士前期課程M1
汪小芹(オウ ショウキン)
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●「見える化は 人の行動 見せる化で」 なりたい姿
■汪さん お疲れ様です。
関が原製作所さんの進化する経営を体験されたのですねぇ。
関が原さんでは、人を中心にした様々な改革が進められていること
でしょう。いろんな場が設けられ、いろんな制度がつくられていま
すね。改善・改革というと、ややもすると新しい場や制度の内容と
か運用方法に目が向けられがちですが、本当に目を向けなければな
らない事実は、その中での人の行動です。どんなに新しい、すばら
しい仕組みや制度を導入しても、人の動きが従来どおりでは改善・
改革は進むどころか新たな問題の種になってしまいます。見える化
では、「数値データを見せることよりも、人の行動の変化を見せる
ことの方が重要である」という理由は、このあたりにありますね。
関が原さんでは、他社とは一味もふた味も異なった汗と油にまみれ
た行動の事実があるのではないでしょうか。
MBI研究所 今井雄二
■JAISTの鄭 韜さんからも、関ヶ原製作所の進化する経営の
課題リポートをいただきました。「一分も止まらず感動し続けた」
すばらしいご講演でした。この感動も今井さんの言われるように、
人の汗と油にまみれた行動の事実から生まれているのでしょうね。
社会規範も人の行動の変化から生まれるのですね。ありがとうござ
いました。(近藤)
●「一分も 止まらず感動 し続けて」 現状の姿
■人間力を磨き上げる「人間ひろば」
~関が原製作所「進化する経営」体験学習より~
20日の授業で関が原製作所改革実践のビデオを拝見させていただき
ました。関が原製作所60年の歴史を作り上げてきた道は決して楽遊
びの道ではありません。激しい競争に生き抜くために大きな波の中
で必死に探し出した道だと深く感じでおります。感動を抑えらなく
て、ビデオがおわっても、矢橋会長の言葉がこころの中で響いてい
ました。
関ヶ原製作所には創業してから何度の経営危機が経ていました。一
回目は70年代後半のオイルショック後の造船不況でした。当時に不
良債権が発生したことにあたり、やむを得ず社員リストラ策を取っ
ていました。結局、矢橋会長のお父さんが引責辞任し、父の代わり
に矢橋会長が合理化交渉、再建などの重大な責任を担いました。想
像にもつかない厳しい状況を努力で打ち破って、一つの経験を得て
いたと会長が語りました。それは「人を犠牲にした経営再建の放棄
と人間主体の経営の探求」とのことでした。そして、それから関ヶ
原製作所を導く企業理念も生まれてきました。「人が集う、人が語
らう、人が理想に挑戦する」、つまり、会社は人に作りあげられ、
人の成長とともに成長していくものだと考えられています。会社全
員が主役で、限りなく人間ひろばを求めて第二次創業が始まりまし
た。他の言葉で表現すると、それは会社の目指している目標であり
、会社のありたい姿であります。
ありたい姿を実現するために、具体的なステップ目標が必要であり
、「ありたい姿」を明確した上で「なりたい姿」も明確しなければ
なりません。このなりたい姿こそ関ヶ原の基本戦略であり、三つの
言葉に総括すると契りと絆の「人間ひろば」・キラリと光る「小さ
な大企業」・日本一の「ニッチのデパート」。このように関ヶ原製
作所は「ありたい姿」と「なりたい姿」にたいする絶えざる追求が
会社の現在を作り上げられました。そして、「100年企業」への新
たな旅も始めたのです。
最初から最後まで話しを聞いていた私は一分も止まらず感動し続け
ていました。このような体験は率直、人生で初めてです。関ヶ原製
作所ほど人を大事にする会社は数多くないと思い、さらに人と人が
持つ人間力を一大事にする会社はもっと少ないのです。関ヶ原製作
所を体験学習させていただいたのは人生の宝物になると思います。
今の自分は混沌する状態に陥ることが多く、ありたい姿となりたい
姿をはっきりしていない毎日を送っています。何かあったら片付け
よう、そう思ったら、時間は動力のない辛い時間になり、我慢強く
なるのは人間力を磨き上げることに化してしまったのであります。
でも、体験学習を経て、自分を主役に置き、責任のある行動に移る
と必ず輝いた日々がくるはずだとわかりました。本との人間力磨き
は我慢ではなくて、はっきりとした夢に向かって回りの人と仲良く
助け合っていくのであります。
ほんとにありがとうございます――関ヶ原製作所。
知識科学研究科 M2 鄭 韜