■「成功の宣言文」文庫は第一巻「四画面思考」に続いて、第二巻
「元気の出る俳句」が発刊されています。「成功の宣言文」文庫の
購入は下記ブログより可能です。
http://www.success-poem.com/book.htm
■土曜日に第二回MOT改革実践研究会のテーマはBIPの佐々木
さんによる「ビジネスモデル改革の実践例」と経済産業省の藤井さ
んによる「いしかわシンジケートMOTサイクル革新提案」でした
。両テーマとも現実の生きたテーマで、改革実践を討議しあい、相
互啓発をしあいました。改革実践研究会は事業成果と人材成果の二
軸成果を狙っており、お互いの気づきを4画面でご紹介いたします
。(近藤)
●「強烈な ナンバーワンの 思想もつ」 なりたい姿
■「第二回改革実践研究会での改革実践ヒント」
□現状の姿
・徹底的に現場で聞き、現場の納得が大事。
・会社のいい面は活かし、お互いに言いたいことは言う。
・徹底した成果の検証が大事です。
・資料からいかに読み取って構造化するかである。
・生きた教材から学問的にヒントを与える。
・知的思考力が高い人を大切にする。
・シリコンバレーのベンチャーはよく働き、その代わりリターンが
大きい。
・ベンチャーは早く大企業はおそいというのはうそ。
□ありたい姿
・場ができているかで、一番大事なの人事です。
・トップにリーダーやガバナンスを。
・徹底的に議論し、オープンマインド。
・地域の安全保障と技術資源の発掘が求められている。
・変化の先に立つというはなにか、いうだけで終わってしまうので
なく、変化の先を解明する。
・変化の予兆をどう捉えて改革を始めているのか。
・道州制でなく築州制が良い。
・加賀百万石プロジェクトジェクトにして、組長が宣言する。
・今日の場は相互啓発ということで何かいただければ。
・一番いい人件費の出せる会社になって、優秀な人をひきつける。
・仕事を明るくて楽しんでいる技術集団に変える。
・人間力系と技術力の融合。
・退職率の低い会社がすばらしい。
□なりたい姿
・時間が経営資源、四半期を一年でアジル経営を。
・戦略は賛成、戦術は反対が多いが、強烈なNO1主義で引っ張る
・NO1は多くの企業が言っているが、本気でNO1を求めてない
いっているが本気になってない。
・フラットにして階層を造らない、社長・本部長・チームリーダー
の3階層。トップダウンもミドルアップ・ダウンも大事。
・ハードインフラは製造業のサービス化、ソフトインフラはサービ
ス業の製造業化。
・第一期は事業モデルをプロダクトアウトから顧客インへかえ、第
二期はナンバーワン思想、第三期は技術イノベーションで市場創
造。
・代理店中心モデルから大手企業・大学200社に直販。
・製品販売からインテグレーション事業への転換。
・現場主義で海外のいいところを取り入れ業界ナンバーワンになる
□実践する姿
・いうだけ(お湯だけ)では風呂屋であり、自分ごとでやれ。
・構想はコンサルを導入して3ヶ月で創った。
・顧客別組織で隣の机で、技術と営業をならべた。
・コアー技術は製品技術力から顧客別システム技術へ。
・さらにモチベーション経営でいっしょに飯を食べ、毎週会議をし
議事録に判を押し、一体感を出していく。
・無理して合意を作らず、議事録にして回す。
・4半期ごとにプレゼンし、リエンジをして、一年で利益がでた。
・第二期の経営改革は事業モデル改革と経営組織構造の改革で強烈
なNO1思考。
・極めてヒューマンウエヤーを大切にした。
・メーカーは部品産業はインテグレータはシステム製造サービス業
と再定義した。
・何でもやってみることで、やってみないとわからない。
・メールを出して1時間で返信が来ないのはYESと考える。
■先週、金曜日の「関ヶ原製作所の進化する経営」を受講されたJ
AIST・COEセンターの鶴岡さんから、「イノベーションに先
行して文化を」とコメントをいただきました。関ヶ原製作所のあり
たい姿は「限りなく人間広場を求めて」であり、それを実現するた
めにはなりたい姿「オンリーワン・ナンバーワン」を実現しないと
できないと考えています。「オンリーワン・ナンバーワン」でない
と「社会規範」にならないのですね。(近藤)
●「関ヶ原 人間村の 庄屋さま」 現状の姿
■近藤先生
先週、金曜日の「MOT改革実践論」での矢橋会長のお話は本当に
感動でした。一昨年、関が原製作所を訪問させて頂き、何がこの様
な人間村広場を創る動機・切っ掛けなのか? を考えましたが、今
回の矢橋会長のお話で、動機とか、今の経営哲学に至った経緯が矢
橋会長のお人柄を交えたお話から良く判った気が致しました。
お祖父様、お父上からの深い文化の伝承と、ありたい姿として、変
えてはいけない(信念)ものと、学びによって変えていかないとい
けないものの両方をしっかり持って、常に社員に感動をもたらす仕
掛けを与え続ける経営がリーダーとして素晴らしいと思いました。
別の話で、高名な数学者や芸術家は小さい頃に、景色の素晴らしい
所で育ったケースが多いとも聞きます。
環境や文化が大事ということだと思います。
以前パーティーでカルロス・ゴーン氏(当時日産自動車COE)と短
い話をする機会に感じた、眼光鋭く、自信たっぷりで、MOT的な経
営をバリバリ実践しているカリスマ性とは、全く打って変わった矢
橋会長の話し振りは、やさしい目つきの庄屋さんの様な雰囲気の訥
弁が、本質を示してくれていました。
そして人間広場が完成しないと、MOTには進めないので、今回の第
3の創業では人間広場・全人教育・心の通い合いを完成させて、MO
T・開発経営は、その次の第4の創業で、との言葉が、何が一番大事
かを示しておりました。
私もJAISTのMOTの社会人学生の時は、企業経験から企業文化が大切
との発表をした事もありますが、本当に文化によって、人が変わり
そして技術が変わり経営が変わっていくと思います。その基本の文
化について、普段から良い文化創りをと訴える事が一番大事な事と
思っており、それを実践されている矢橋会長に感動への感謝と、熱
い拍手を送りたく、又今回のチャンスを頂いた近藤教授に厚く御礼
を申し上げます。
鶴岡洋幸 JAIST/COEセンター